「三部作、一気見しました」三国志 完結編 遙なる大地 ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5三部作、一気見しました

2024年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

桃園の義を結んだ三人が次々と無くなり、曹操も無くなる。
そして孔明も・・・
過酷な運命をたどった鳳姫(関羽の娘)が最後、馬を走らせながら関羽の故郷に向かう姿が何か希望を持たせてくれた。

孔明を含めた四人の人間関係は惚れ惚れするというかジェラシーを感じる。
劉備の願う人々の幸せは志半ばだったかも知れないが次いだ孔明も素晴らしく特に馬謖を泣いて斬ったシーンは涙流さずに観られない。
今の政治家にこのような人物は見当たらない。
他の政治家が問題を起こしても「ご本人がきっちり説明責任を果すべき」などと他人事。
自らが解明する姿勢などこれっぽちも無し。

このシーンだけでも政治家に見て貰いたいわ。
その馬謖の言葉だが「志を継いでこそ名を継ぐ資格がある」
いい言葉でした。

締めくくりの三話目。終ってしまうのが寂しい。

♪エルトン シン