「化け物の夜会」チョコレート 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
化け物の夜会
典型的な人種差別主義者である父親に合わせて生きてきたようだがそこに連なる事はない息子。
独りになった彼はまるで自分の人生を新たにやり直す為に優しさが滲み始める。
彼女にとって衝撃的な事実が最後に起こるが今の環境を捨てる選択は取れない筈で。
自分を犠牲にして日々の日常をギリギリで過ごしている彼女は意志の強い女性でもあるが濡場のシーンは対照的に物凄くリアルでもあり痛々しい。
テンガロンハットをプレゼントしたり彼女の名前を店に付けたり二人の間には愛情が芽生えているのに不穏感は拭えないままで。
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