キャスト・アウェイのレビュー・感想・評価
全121件中、101~120件目を表示
虚しい
せっかく帰って来たのにあの結末は切ない…
ウィルソンとの別れもつらすぎるし、観ていてとても切なくなるシーンがとても多かったです。
パーティーの後でカニやライターを付けるシーンは言葉が無くてもとても虚しそうなのがとても伝わってきてなにか悲しかったです。
最後まで開けなかったあの荷物の中身がとても気になります。
なにやったんやろーかな?
怖れを知る
何故人類は火や道具を使うことになったのか、疫病やケガを克服しようとしたのか、守ってくれる何かを必要としたのか、危険だと分かっても移動し続けたのか。
これらの根本的な疑問が作品によって体験することができ、パソコン相手に尊大さを増している「怖れを知らない」現代社会への警告にも取れました。
息をし続ける
目標や希望がなくても生きる。ただ息をし続ける。
今の日本人にとって光のような言葉じゃないだろうか。
公開当時はたぶんトムハンクスの一人芝居。地味そう。と言うことでスルーしてたと思うのだけど、いざ観てみると、今作はトムハンクスの代表作なんじゃないのか?と思った。
漂流し4年後とモノローグが流れた時、「え?その4年が大事なんじゃないのか?」苦労を細切りでも見せた方が…と思ったら次に出て来る痩せて筋肉質に、だけどやつれてるようなトムハンクスを見て、
それだけで説得力があり引き込まれた。
お喋りだったのに漂流後は口数も少なくなったりとか、
戦争に行った兵士が帰還後の日常に戸惑うように、
パーティーで残されたカニを見る仕草や、簡単にチャッカマンで火を付けたり、ベッドでなく床で寝たり、
トムハンクスだからこそリアルさが保たれて面白い作品になったように思う。
ウィルソンとの絆も良かったし、教訓めいた言葉もあって、とても良かった。
ウィルソンのための映画
リアルに徹した漂流物。フェデックスが全面協力しており、非常にリアルな作りになっている。
特に良かったのがウィルソンに関して。バレーボールの血の手形に顔を描いた話し相手が、4年の時を経て心の拠り所になっていく様は非常に共感できる。最初に顔を描いたときは(まさか顔を描くのか…?)と思ったものの、最後の別れではついウルっときてしまった。
唯一気になるのは脱出後のエピローグの長さ。もう少しコンパクトでも良かったのでは??
生き抜く力
時間にうるさい人は、
無限に暇な時間を持っていても
やっぱり時間はムダにはしないんですね(笑)
口うるさくて苦手なタイプってイメージの主人公だったけど、無人島に流れ着いてからはとても親近感が湧きました(笑)
わたしも、
自分で火を熾したらあんな感じで喜ぶだろうし
会いたい人の存在がちからになるのも共感できるし
何かを人に見立てて話し相手にするだろうし…。
でもわたしなら簡単に死ぬだろうな。
主人公みたいに、
何が何でも生き延びてやる!
って気持ちとか
勇気を持って出て行く気持ちとか
そういうものがないから。
それにしても
ケリー…。切ない(;_;)
気になったのは、主人公が唯一開封しなかった、
「羽根の絵が描いてある荷物」
あれはパンドラの箱(開けるな)の意味??
あの荷物を開けずに、
無事生還したら届けようと思ったことで
自分を奮い立たせたのかな、
と 個人的に解釈しました。
中身も気になりますね〜
きっと主人公は教えてもらってるかも(*^^*)
トムハンクスの役者魂を感じました。
役作り大変だっただろうなぁ…。
帰還後はかなり痩せていますよね。
コメディーなの?w
真面目に描いてるのか、笑わせたいのか?
どんな感情にさせたいのか、伝わらない内容だった
ラストは感動的にまとめてあったけど
それに行くまでの流れが全然伝わってこなかった
面白くない事はないけど面白い事もない
よかった
無人島にいても配達物を開封することをためらうくらい真面目なトム・ハンクスで、自分の血液で顔を描いたバレーボールのウィルソンに本気で友情を抱くのも全く違和感がなかった。
折り目正しさは、5年ぶりに出会った恋人に対しても劣情を催さないほどであった。
無人島生活5年を経たのち社会に戻ると何もかも以前と違って見えている感じが、言葉で語らずとも非常に伝わってくる。さり気なく映像で見せるセンスが冴えていた。
死ぬほど大変なのは容易に想像できるのだが、無人島生活やサバイバルはどこか楽しげで、憧れてしまう。
テレビをハイビジョンの42インチからフルハイビジョンの50インチに買い換えたせいか、画面がやたらと鮮明でツルツルしていて、『アンビリバボー』の再現映像みたいに見える。2000年あたりの撮影なのでもうデジタル撮影だったのかもしれない。2015年の今よりも画質は劣るため、現在の『アンビリバボー』が当時の映画水準なのだろうか。もしフィルム撮影だったら申し訳ない言いがかりである。
最後のシーンが何故か印象に残った
最後の古めかしい車に乗った女性が、乗って行きますか?って訊くシーンだけが、なぜか印象に残った。
昔、アメリカのテレビドラマでLOSTというのがあり、(レンタルビデオでも借りられる)、同じように飛行機で墜落したがこちらは何人も助かって無人島?でサバイバルが始まるのであるが、結構面白くて全編見てしまった。それに比べると、キャストアウェイはたった1人なので、ちょっと面白さに欠けるかな。
運がよかった?
無人島でサバイバル。一度ぐらい試してみたい興味のある題材だが、とにかく怪我しまくりで観ていて痛々しい。あんなで4年もやっていけたのだろうか。島を出る決断も無謀に思えてしかたがない。
凄いな
「ライフ・オブ・パイ」「オール・イズ・ロスト」
サバイバルを描いて、助かって、ハッピーエンドで終わる作品は多々見かけるが
「キャスト・アウェイ」はその後の変化を描いている。
"当たり前のことができない"
無人島により価値観が捻じ曲げられていくトム・ハンクスの演技は本当に度肝を抜かれた!
そして俗世へ〜
残酷な4年もの歳月が彼を待っていた。
サバイバルは大変だ
トムハンクス主演なのでみた。
無人島の話かと思って観たら、帰ってきてからの話が強く印象に残る。
本当のサバイバルはあんなに厳しくおかしくなってしまうのがわかった。
無人島にいる間、環境は大きく変わっていた。
無人島という設定で会話が無いのにあそこまで感情が伝わってくるのはすごい。
最後のトムハンクスの語りがよかった。
まだ人生は続いていく
総合75点 ( ストーリー:75点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
無人島の孤独な生活も厳しい。赤い血がついて四年後には色あせて黒ずんだバレーボールすら大事な友人になってしまう。助かる見込みすら見えない状態で、生きるために希望を持ち続けるのは辛い。
だがこの物語はここで終わらない。無人島で彼の人生は終わるわけではなく、彼の人生はその後も続いていく。むしろその後の人生のほうが長いのだ。人生の岐路はあって、どの道を行くのかで大きく変わる。多くのものを失うその道を彼は自分で選んだわけではないけれど、それでも起きてしまった結果を受け入れ新しい岐路に立ち自分の人生を歩まなければならない。その悲しさとやるせなさが残る上手な結末の見せ方だった。
全121件中、101~120件目を表示