「【”何としても、生き延びる!”墜落事故により無人島に流れ着いた男の4年に亘る不撓不屈の姿を描いた作品。】」キャスト・アウェイ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”何としても、生き延びる!”墜落事故により無人島に流れ着いた男の4年に亘る不撓不屈の姿を描いた作品。】
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■運送会社フェデックスに勤めるシステム・エンジニアのチャック(トム・ハンクス)は、自社の貨物機に同乗するが、嵐による墜落事故に巻き込まれて無人島に漂着。
救助を待ち続ける日々の中で、彼はウィルソンと名付けたバレーボールに話しかけ、生きる希望を失わないよう必死で努力する。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・チャックが無人島に流れ着いた後に、彼が行った事が実にクレバーである。ヤシの実から水分を取り、最初は苦労するが火興しを覚え、ウィルソンと名付けたウィルソン製バレーボールに顔を書き、”相棒”のように毎日話しかけるのである。
ー 特に、孤独感を紛らわす様にウィルソン製バレーボールに顔を書き、常に傍に置いておく辺りは精神安定に効いてくるのだろう。-
・そして、4年後、奇跡的に筏で漂流中に大型船に救助されたチャックは時の人となる。だが、妻ケリーは彼の歯を治療した歯医者と結婚し、娘もいた。
ー 生還後の、虚無的なチャックを演じるトム・ハンクスの表情。だが、彼はケリーに会いに行き強く抱擁した後に、ケリーが保管してくれていた車で新しい人生を歩み始めるのである。-
<とにかく、無人島でのチャックの髭ぼうぼうで、やせ細った姿や、彼がサバイバル・スキルを取得し生き延びる姿が印象的な作品である。>
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