「無人島に一つだけ持っていくものは、バレーボール!」キャスト・アウェイ かつさんの映画レビュー(感想・評価)
無人島に一つだけ持っていくものは、バレーボール!
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まさか、バレーボールを失うことに涙することがあるとは(笑)ウィルソーーン(泣)
チャックが遭難してから救出されるまで、一貫してチャックのみで展開していくストーリーがよかったです。本国でみんなが捜索しているシーンや、チャックの葬儀をしているシーンなど一切見せないことで逆にチャックの無人島遭難ストーリーに没入でしたし、救出後に世の中がどうなっているか分からないチャックと同じ心境で見ることがでした。唯一の友人、ウィルソンがホントに友達っぽく見えてくるから不思議です。あと、火を起こすことができたときのあの無敵感(笑)テンションの上がり方(笑)助かるメドなんて立ってない。最悪の状況は変わらないとのに。。でも、スゴく気持ちが分かる。僕自身同じ状況なら、チェックと同じことしてたと思う。そういう意味で、無人島遭難という非現実なストーリーだけど、妙にリアリティを感じました。飛行機墜落のシーンや、無人島からの脱出のシーン、海や波の恐怖感がとても丁寧に描かれていましたね。
中盤ぐらいまで、フェデックスのパッケージを開けないもの運びとしてのプロ根性は印象的でした。最後まで開封しなかった1箱。これに救われた理由は何だったのか。羽の絵?帆のイメージ?そのへんがよく分かりませんでした・・。
最後のケリーのずぶ濡れの告白は個人的にはいらない展開でした。チェックは新しい生活に向けて決意した雰囲気だったし、今の旦那さんや子供を不幸にする告白でしかなく、後味が悪い。
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