「サンタはいない!」記憶の棘 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
サンタはいない!
少年ショーン(キャメロン・ブライト)は輪廻転生した夫なのか、はたまた精神を病んでいるだけなのか・・・微妙な終盤の展開のために場内の寒さだけが身に沁みる。冒頭のクララ(アン・ヘッシュ)の挙動不審な行動といい、「サンタはいない」という暗号のような言葉が気になって、短い台詞の応酬がそれを増幅してしまったからです。プチっと蜂の一刺しにも似たクララの言葉が少年の心を抉ってしまい、「記憶の棘」という邦題にも納得させられるのですが、意味は理解できていません。もしかするとアナ(ニコール・キッドマン)の記憶だったのかもしれません。
感情を揺さぶるような大きな展開もないし、少年ショーンがアナの入浴中にひょっこり入ってくるシーンで観ている者を驚かせるという曖昧な演出。「アナが初めてだよ」などという台詞に胸キュン状態になるニコールの演技もさすがでした。『ナチョ・リブレ』では見逃したピーター・ストーメアも渋い演技でなかなかよかったです。
最後には海岸でたわむれるニコールでしたが、このラストシーンはヨーロッパ映画か?などと感じてしまうほど映像にはこだわりがありました。しかし、それまでの映像は台詞と同様淡々としていたので、とってつけたようなアンバランスさ。亡き夫のことを忘れ去るために、少年のことも忘れるために、ふっ切れた心理描写だったのでしょうか、この後彼女はしっかりと現実を見つめて生きていけることでしょう。
コメントありがとうございます。あの海岸のラストシーンは、吹っ切れたというよりも混乱した状態のように見えました。例えば、あの日記に書いてないことで、自分と夫しか知らないことを彼が話したのを思い出し、それで夫の生まれ変わりではないかとまた思い始めて混乱したのではないでしょうか?
そうそう、コピーです!
俺なんてホームページビルダー使ってコピーしてるし、INDEXも作っておけば一発で探し出せます!
本当はACCESSとかのデータベース使っていればな~と思いましたが、ジャンルや年代・国別、俳優名監督名からも探せるとか、最初に何のソフトを使うかで変わってきますよ。
今からでも遅くない!
えーっ、前向き!kossy さん。
僕はあの海岸でのラストが一番ぞっとしましたよ
新夫が止めなければ心神喪失で入水自殺間違いなし。結婚も結局破綻してニコールは精神病院でショーンと再会だろうと。
(勝手に続編のシナリオを)。
ショーンの亡霊のおかげでニコールはめちゃめちゃに
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
オカルトはめっちゃ苦手です、
明日から小学生を見るのが怖くなったきりんより(震え笑)