ビッグ・フィッシュのレビュー・感想・評価
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おとぎばなしか現実か?
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主人公の父は自分の経験を何でも大げさに話す大ぼらふきであった。
人はそれを楽しんでいたが、現実主義のジャーナリストである主人公はそれがとても嫌だった。
が、やがてそれが完全なるホラではなく、一部(もしくは全部?)が事実であると知る。
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どこまでが事実でどこまでが現実なのか結局よくわかりませんでした。
というより最後まで明かされずに終わる感じ。
もう一回見たらもう少しよくわかるのかもしれません。
素直になれない父と息子
ユアンマクレガーの屈託のない笑顔は無敵ですね!
あんな顔の人に悪い人はいないです。
子供の頃、パパが留守がちでさみしい思いをしたから
素直になれない息子。
本当は大好きなのに。
パパもそこは素直じゃないのねー。
父と息子はやっぱり照れちゃって、遠回りしちゃうよね。
ラストはほろっときました。
心温まる良作でした!
徹底して本物の映像にこだわる
父親に聞かされていたホラ話が、話半分くらいに聞いていたのに、あながちウソでもなかったという、なんともニッチなポイントを突いてくる映画でした。
そのホラ話を全部映像化するという、構成的には「フォレスト・ガンプ」と同じなのに、これほどテイストの違う映画になるのもやはり監督の違いというか、面白い対比です。
徹底してリアルな映像を追求したらしいという監督のこだわりが、ちょっとキューブリック風にも思えます。たぶんキャリアの最盛期で、潤沢な資金があったのでしょう。
今なら有無を言わさずCGでゴマかすでしょうから、こんな贅沢な映像はもう見られないのでしょうね。
ファンタジーと現実
鬼才、ティム・バートンと言えば
「バットマン」
「シザーハンズ」
「チャーリーとチョコレート工場」
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』等
個性的で奇妙な世界観を持った
監督で有名ですね。
イマジネーション溢れる作品に
ドキドキさせられたものです。
この「ビッグ・フィッシュ」も
ファンタジーの世界へと
誘ってくれました。
一度鑑賞済でしたが
CS放送で、再鑑賞。
父親が、自分の人生で経験した事を
息子に語り 確執も生まれるが
父の最期の
エピソードを締めくくる。
ファンタジーと現実の両方から
描かれた物語。
キャストも豪華で
父 エドワード役には
「オリエント急行殺人事件」で
ポアロを演じた
アルバート・フィニー
貫禄の演技でした。
息子ウィルには
「あの頃ペニー・レインと」の
ビリー・クラダップ
その、妻には
「エディット・ピアフ」
(愛の讃歌)で
オスカーを獲得した
マリオン・コティヤールが
病床にいる老いたエドワードを
静かに見守る表情がステキでした。
エドワードの妻には
「キングコング」の
ジェシカ・ラングが好演。
好きな女優さんです。
お話しに登場する
若きエドワードには
「スター・ウォーズ」の
ユアン・マクレガーが
楽天的で、元気な青年を
楽しんで演じている姿が
とても、印象的。
若きエドワードが用意した
「黄色の水仙」が
拡がる大地の中で
「運命の女性」である
回想シーンの若きサンドラ
(アリソン・ローマンが可愛い)
二人が映るシーンの
映像美が素晴らしかったです。
そして、エドワードが
旅の途中で出会う人々、街
移動サーカスの団長
キャロウェイ役には
「ロマンシング・ストーン」の
ダニー・デビートが怪演
なんと、その団長の下で働く
エージェントには
「チャリチョコ」で
ウンパルンパを演じた
ディープ・ロイが登場。
楽しい発見の連続でした。
お気に入りシーンは
エドワードが道に迷い
辿り着いた街スペクターでの
ワンシーンで、
趣味で収集している
「ファイヤー・キング」の
食器が見られて嬉しかったです。
ラストは、父親が亡くなり
数年後、ウィルは
自分の息子に
語り継いでゆくのでした。
ネタバレになるので
「ビッグ・フィッシュ」の意味は
秘密・・・。ステキなシーンでしたよ。
人を幸せにするほら話
父のほら話に嫌気がさしていた息子が、父の最期に最高のほら話をしてあげるところは感動した。
愛と優しさに溢れた映画だった。
お葬式に、父の語ったほら話の登場人物たちが来ていた。巨人のカールは思ったほど大きくなく、上半身だけ分かれた双子姉妹はきちんと二人分に分かれていた。
父の話は、たしかに誇張していたようだけど、全てが作り話というわけではなかったんだね。
終わり方も素敵だった。
人生なんてまるでお伽噺さ
ある親子の話。
幼い子供から見た父親は絶対的な存在。
その話は全てが真実であり、刺激的で魅力的。
父が子に見せる姿や語りは、時に面白おかしく、時に真剣に
受け手の想像によってはまるで御伽噺。
しかし大人になるにつれて全てが真実ではないと思い始める。
父は最期まで偉大な父を貫き通した。
息子は父の過去を追うことで父という存在を再確認した。
そんな父の背中を見て子は育つ
Fish storyは大袈裟な話の意
それはまるで不思議で優しい絵本
今更ではあるがティム・バートンの独特な世界観を久しぶりに見たいと思って鑑賞
冒頭から不思議な世界観に個性的な登場人物
そうそうこの感じが観たかった
ただこの作品はいい意味で期待を裏切ってくれました
ティム・バートンの不思議で荒唐無稽なダークなファンタジーを詰め込んだビックリ箱みたいな父と、現実主義な息子、対極にあるような存在の2人が物語に奥行きをもたせてる
そして物語を見終わった時
しっかりしたヒューマンドラマを見たような感動と不思議なファンタジー世界の共存に、思わずテレビ画面の前でスタンディングオベーションしてしまうでしょう
やっと見た
何度レンタルしても見ずに返却して疎遠だったが、ようやくUNEXTで見た。ら、イメージと違ってて残念だった。父親役の俳優があまり好みじゃなかったし、なんだかなー、、って不完全燃焼な作品だった
ティム・バートンは少し苦手なのだが、これは観やすくてよかった。ほど...
ティム・バートンは少し苦手なのだが、これは観やすくてよかった。ほどよい感じがよかったのかな。
ほら話ばかりの父親に嫌気がさしていた息子が、父親の死期が近づいたことがきっかけに、父親のことを知り、ただのほら話だけではなかったこと知っていく。
そして自分の子にも伝えていく。親子の絆が描かれている。
若い頃の父親ユアン・マクレガーが母親に一面の水仙を贈るシーンは素敵だった。
男のロマン
本当の話なのか
ホラなのか?
はじめは息子が言うように空想話だと思った
途中から本当の話なのかと思ったり
よく分からない話だった
ホラを吹くときは男のロマンだったりする
でもここでは話の中の人たちが集まってくるので……内容は違うのかも知れないけど実際に関わった人達
奥さんとの出会いは感動ものでした
一途に愛したところも…
ビッグフィッシュ=ホラ話
ティム・バートン作品は好きではなかったが、この作品は唯一好きかも。
父のホラ話に嫌気が差した息子(ユアン・マクレガー)が、父と似たような体験をしていくという物語。
見てから感想書くまでに時間が経っちゃったから細かいところは覚えてないが、感動して良い作品だなって思った記憶はある。
ラストに父の話した登場人物が実際に集まっていたのも良かった。
好き嫌い分かれそう
「この世界観にはまる」って人と
「いや意味わからんし退屈」って人と
分かれそう
ストーリーはほとんどほら話なので
最初見た時はちょっと退屈しましたが、
アリソンローマンのかわいさを確認するため後日もう一度見たら、
なんとなくハマってしまいました
ティムバートン好きなら見るといいと思います
昔見たのでうろ覚えですが‥
ティムバートンにしてはダークな感じじゃなく
けっこう明るい感じだった気がします
ティム・バートンの作品の中ではいちばん好き
ティム・バートンは好きな監督の一人。その中でもこの作品がいちばん気にいっている。
心が洗われるような、優しい気持ちにしてくれる癒し系の何度も見たくなる映画だ。
父が語ったことは本当なのか、ちょっと誇張しているだけなのか、あるいは全くの嘘なのか?ラストでエピソードの登場人物が全員でてくるので、本当だったのかとも思わせるが、真実はわからない。
気に入っているエピソードは、父(ユアン・マクレガー)が妻(アリソン・ローマン、実に美しい)と出会った時と、靴を履かない町に迷い込んでしまった時。子供が彼の靴を手の届かない所に放り投げるシーンがなんともメルヘンチックだ。
他愛もない家族のワンシーンが感動
ひさびさに再視聴したくなり。
作品の中から父への愛があふれていて何度も泣いた。
子供の父に寄せる思いや葛藤。疑い。
そして信じたい思い。
最後のシーンがもう泣けて泣けて。
父のためにストーリーを描く息子。
最高の生のエンディング。
素晴らしい!
ファンタジー ファンタジー ファンタジー
バートン節全開、でも、
もともとファンタジー物語らしいから、原作者の手柄なのか、大道具さんの手柄なのか、まあ結果的にはリラックスして観られてとても良い映画です。個人的には「フォレストガンプ」や「トゥルーマン・ショー」を観たあとみたいなフンワリ感がありました。蛇足すれば、独特のバートンワールドには奇相のブシェミ君がよく似合う。あとは大巨人とシャム双生児美女のあと引き感も気持ち良いです。
感じ方ひとつでファンタジー
ホントの事だって感じ方ひとつでファンタジー。
人は現実の中に生きていてもどう感じるかで見え方は変わるものだ。
お父さんは人生をポジティブに生き、出来事を楽しく感じることが出来たんだろう。
それは素晴らしいことだ。
現実を味気ない世界にしていた息子はお父さんの話は信じたれなかった。
だけど、彼の生きる世界だって見方を変えればファンタジーにだってなるんだ
ってことが教えれたんじゃないだろうか?
それは今を生きる自分やみんなも同じこと。
ホントに辛いことばかり?もう一度周りをよく見直して見れば?
そんな大人の童話。
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