赤い橋の下のぬるい水のレビュー・感想・評価
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能登半島、氷見市
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体内に水が貯まると悪いことをしてしまう。セックスをして快感を得ると水を放出して正常に戻る・・・どれだけの水がでるんだ?おしっこではないというから、いわゆる潮吹きなのだろうか、それにしても多すぎる。大人のファンタジーと評されるこの映画、脇を固める登場人物も不思議でユニークだ。アフリカ人留学生や倍賞美津子演ずるボケ老人。
舞台は富山県氷見市。「だら」とか「~がや」という言葉に愛着を感じてしまう。日本海の暗さを強調した氷見のロケや神岡鉱山のちょっと気になるスーパーカミオカンデの映像もいい。ニュートリノなんて言われてもさっぱりわかりませんでしたけど、水の秘密はイタイイタイ病にも関係がありそう。
和菓子工場でもあるノウゼンカズラの家の前で、殺人犯人だったタロウを待っているおばあちゃん。ホームレスの一人が宝を求めてくると、正気になるシーンは迫力があった。水が減ってきたサエコを連れ去る泰造(ガダルカナル・タカ)と、死んだ兄の因縁で彼と殴り合う新太郎(北村有起哉)。終盤になって、壷に入った宝の意味がわかるが・・・
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