イーオン・フラックスのレビュー・感想・評価
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ヒロインのスタイルだけ
見るところはヒロインのスタイルだけ。ストーリーはずさんで、そもそもなぜ戦わないといけないのか、そして400年もあったのになぜ今回だけピックアップするのかが描かれておらず意味不明な内容。またクローンと記憶の解釈が間違っているようだ。もし特殊な解釈を強調するならルールをきちんと説明してもらわないと置いてきぼりだ。飲んでメッセージを伝えるツールは斬新で面白いが全体としてずさん過ぎる映画だ。
やっぱ命って大切。
シャーリーズ・セロンがアクションに挑戦したというこの作品にわくわくしながら鑑賞した。
SFチックなアクション映画は基本的に好まないが、思ったより映画のテーマがよかった。
アクションに関しては、CGとワイヤー使いまくりで満足はできなかった。
ただシャーリーズはセクシーでアクションも似合っていた。
内容に関しては、命の大切さを痛感させられた。
これはSFアクション映画にしては珍しくないかな? わかんないけど.....
“人は死ぬもの。だからこそ生きているときが大切。”
終盤のこのセリフには感動した。
希望をもって、日々生きていこうと思える映画だった。
舞台芸術的作品
総合:65点
ストーリー: 60
キャスト: 70
演出: 80
ビジュアル: 80
音楽: 65
SFなのかファンタジーなのかわからないが、独特の世界で繰り広げられる物語。人の動きは言うまでもなく、美術も建物も服も花びらの風に散る動きに至るまで、何もかも美しく芸術的に描かれる。
「白鳥の湖」「くるみ割り人形」といった有名なバレエを見たい観客は、最初から物語を知った上でバレエを劇場に見に行く。それはどんな物語なのかを見たいのではなく、優雅に踊るバレエダンサーの技術や振り付けや演出といった舞台芸術を見に行くのである。この映画は一つ一つの動きに美しさを求めるバレーで踊るプリマドンナのごとく、全てを芸術的に見せる映像美ということを意識して撮影されているのだろう。
この現実離れした世界観は『マトリックス』の雰囲気が感じられるし、そのようなものを作ろうとしたのかなとも想像する。物語より何よりもこの独自の映像美を見せたいのだろうし、このような映画がたまにはあっても悪くない。
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