劇場公開日 1991年3月9日

「男が生きる意味(酒、煙草、女、花、職)を見つける」コントラクト・キラー あしたさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0男が生きる意味(酒、煙草、女、花、職)を見つける

2023年10月28日
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鑑賞方法:VOD

アキ・カウリスマキ作品の中で、非常にわかりやすくそのエッセンスを映画にした作品と感じました。
英国の中のフランス人(他者)という設定、職を失う、孤独、映画の中でその回復(決して経済的な回復ではない)の過程を静かにユーモアに見せる、という俺たちが好きなアキ・カウリスマキ!という感じでしょうか。
この作品が作られた背景等は現時点で把握していないですが、まず何を最初に見る?との問いにこの作品を挙げてもよいのではないでしょうか。
ちなみに私は「街の灯り」で、見終えた後に何か数年単位でひっかかっていて徐々に大きくハマっていった過程で、この作品も大満足でした。

あした