「HELLO 走る!ゾンビ映画の走り」28日後... アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
HELLO 走る!ゾンビ映画の走り
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「トレイン・スポッティング」で一世を風靡したダニー・ボイル監督のホラー映画。それまでなかった全力疾走するゾンビは衝撃的でした。その後「スラムドック・ミリオネア」でアカデミー賞取ってるので、やっぱり才能ある監督が作る作品はゾンビホラーと言えど一味違います。
そういえば「目が覚めたら世界が変わってました」っという今ではホラーでよく見られる演出もこの作品からなのでしょうか?同じゾンビ物の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」でもありましたしね。ゾンビ物なのに人間ドラマに重点を置いている所といい、この作品って色んな先駆けだったんですね。
その後クリストファー・ノーラン監督作品の常連になるキリアン・マーフィーが主人公のジムを演じています。キリアン・マーフィーって何処かしら不安気なキャラクターが良く似合いますね。バイク・メッセンジャーだったのに途中から軍隊相手に無双します。
途中からゾンビでなくなったのは予算が無くなったから?っと初見では思ったのですが、ダニー・ボイル監督が描きたかったのは極限状態の人間ドラマの方にあるのではないかなと思うようになりました。単なるゾンビ物とは一線を画するゾンビ映画。ゾンビ好きな人には堪らない一作です。
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