X-MEN:ファイナル・ディシジョンのレビュー・感想・評価
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少しあっさり
おさらい再観賞
X-MENシリーズでは、このファイナルから映画館で観始めた人です。
2までで期待度上げさせといて落とされたことまで思い出した。楽しみにしてたよ~って相手に突っ込んでいったら、懐にも入れてもらえず突き出し(相撲技)され置いてかれたんだった。
ミュータントvsミュータントvs人間(政府) アクションや山場は凄いんですけど心の奥深いところにある深層心理的な描写があっさりしてるような印象を受けてしまった。
1と2はミュータントへの愛が感じられ、だからこそ素直にX-MENたちが好きになれたし格好いいし憧れた。敵のマグニートー軍団ブラザーフッドさえ好きになれる。なのにファイナル・ディシジョンでは好きになれない。ミュータントに対し愛情はあるの?と監督に聞きたくなる…っていいながらアクションシーンはテンション上がったんですけどね♪
ミュータントは病気なのか
前作でジーンを失ったX-MEN。
恋人だったスコットは未だ立ち直れず、ローガンとストームは次の世代の育成に力を入れていた。
一方世間ではミュータント治療薬「キュア」が開発され、差別社会が解消されると期待されていたが、病気扱いされ憤る者や自身のコンプレックス解消を喜ぶ者とミュータント界の中でも賛否両論を呼んでいた。
そしてそのキュアを巡り動き出すマグニートーと生きていた第2のジーンことフェニックス。
ブラザーフッドとX-MENの最終対決を描いたX-MENシリーズ第3作目。
ようやく追いつき始めた映像技術でミュータント達の能力描写に磨きがかかる。
家が浮く、橋が浮く、人間が消失する!(プロフェッサアアアアアアアアアア)
そしてお決まりの新キャラ大放出。
エンジェル、ジャガーノート、ビースト、フェニックスetc……。
出し過ぎ!笑
全員個性的なキャラだったのにそれを生かし切れなかったのは残念。
ハルクと渡り合えると噂のジャガーノート演じたビニージョーンズがなかなかハマってた笑。
そして消えていった旧キャラ達。
スコット、ミスティーク、そしてプロフェッサー。
こんなに主要キャラ切らんでも笑。そういやナイトクロウラーどこいった?笑
当時原作を知らずに鑑賞したので突然ジーンがフェニックスというチートで復活してきたことに若干の違和感を覚えるもなかなかのアクションシーンの充実さにまずまずの感触。
マグニートーのやられ方があっさり過ぎたのはちょっと残念だったけどラストの伏線にワクワクしたから問題なし笑。
2016年07月02日(土)1回目
2019年06月23日(土)2回目
フェニックス飛翔!
これはいいんではないですか? かなり好印象なんですけど、
私。これまでの作品の中で、一番、ミュータントの悲哀を感じちゃいました。ミュータント自身の中での、ミュータントであることへの葛藤という主題が、集団レベルで、そしてフェニックスという個人レベルでも重層的に描かれていて、そして最後は、やはり愛ということで、うまくできてますよ、これ。
そして何より、大好きストームが今回も大活躍してたから、嬉しかったなぁ。残念なのは、ミスティークの顛末かなぁ。
あえて言うなら、最後のウルヴァリンとフェニックスのシーン。もうちょっとじっくりと、そしてハラハラしながら見たかったかな。
ウルヴァリンかっこいいヽ(´▽`)/
X-MENフューチャー&パストが近いので2回目で見ました!自分の中ではX-MENシリーズ、ウルヴァリンシリーズの中で一番面白いと思います(^^♪
マグニートーもしっかり能力を発揮してますし一人一人のキャラが能力を発揮できると思います。ちゃんとX-MENがチームで戦っているのもいいと思います。
フューチャー&パストとても面白そうなので楽しみですヽ(´▽`)/
ちょうど潮時だったのでは
総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
やっていることはたいして変わらないのだが、前二作ほどは面白いとは思わなかった。なんでだろうかと考えてみた。
まず物語が中途半端。ミュータントと人間という対立構図が依然としてあって戦闘まで起きているのに、強大な国家を相手に戦っているという気がしない。そのあとで問題が解決したという気もしないし、人間との関係に政治的な進歩の描き方が単純すぎる。敵は政府なのかそれとも暴走する個人なのかというのもはっきりしない。映像も目新しさがなくなった。金門橋をわざわざ破壊するのも物語上の必然性がないし、こんな映像も作りましたから見てくださいというような強引さを感じる。戦闘はそれなりだが特筆するような今回の独自性はそれほどなかった。
結局三作品見てしまって同じような展開に飽きがきてしまっているのかもしれないし、それは戦闘に頼りすぎて物語が薄いとか強力な敵役がいないとかなのかもしれない。それでも戦闘は相変わらず派手なので、映像を含めた活劇を観る娯楽としてはそれなり。だけど飽きてしまう前に、ちょうどこの辺で潮時だったのではないだろうか。
ファイナルにしてワースト
2006年アメリカ映画。104分。2011年25本目の作品。前作2作ではブライアン・シンガーが監督。この流れで行けば最終作となる本作も、と考えるのが自然だけど、何故か監督はブレット・ラトナー。「ターミネーター4」で見事にシリーズつぶししてしまった人です。
内容は:
1,ある科学者がミュータントを人間にかえる薬の開発に成功する。
2,一部のミュータントは喜ぶが、人間撲滅を狙っているミュータントは喜ばず。
3,彼らは人間に最終戦争をしかける。
1作目にはアメコミの映画化ながらも大人向けに作られた意図が見えた。2作目はそれよりかはずっと色々な世代が観れる作品に仕上がっていた。しかし、本作の場合ははっきりいって普通の映画、つまりはXメンじゃなく単なる超能力者使いのファンタジー作品です。
悪玉の棟梁であるマグニートもまた本作ではただの悪い人。人間の深い所を描くことに才能があったシンガー監督に対し、ラトナー監督はアクションのテンポの良さが得意そう。これはこれでいいけど、やはり前作までの空気は受けついでほしかった。
三部作を観終わって思うのは、登場人物の誰一人として魅力的な人がいなくて、それでもまあ楽しめたシリーズは本作が初めてかもと思ったことでした。
賑やかで やがて忘れる 空騒ぎ
前2作の鬱憤を晴らすかのように、ハデで攻撃的な敵ミュータントがたくさん登場するのは楽しい。受け手たつX-MEN陣営の反撃もハデで良い。
しかし、物語が重く衝撃的な割に心に何も残らないのは何故か。やはり監督ブレット・ラトナーの薄さだろうか。ソツはなく決して悪くないんだが、印象に残るのは前2作の方だ。マグニートが薄っぺらな悪党に成り下がっているのも…マッケランに対して愛がないから? 何れにせよシンガーとラトナー、一長一短だ。
すり抜け少女がジャガーノートに「Dickhead!」って言うところ、面白いけど直接的すぎて子供は見ちゃいかんな。
完成度の高い映画
「ファイナルディシジョン」の映画としての完成度はとても高い。エンディングでの音楽の入り方などもとってもおしゃれ。ただ、前作をみて持っている期待感には応えてくれていない。そこがちょっとがっかり。
まあ、「ターミネーター3」よりはずーといい。あの映画と比較しては監督に失礼か。
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