X-MEN:ファイナル・ディシジョンのレビュー・感想・評価
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ミスティーク、実は最強?
アメコミのといえば
バットマンとスーパーマンしか知らなかった
中年おばさんをアメコミの世界に引きずり込んだ
ウルバリンことヒュー・ジャックマン。
実は彼の演技やキャラが良いと思ったのではなく、
プロモーションに日本に訪れた時に彼が出演した
「食わず嫌い王決定戦」での「良いヤツ」感に惹かれて
見始めたのが事の始まり。
そう言う意味では最後まで葛藤し続けるウルバリンの
「人間味」は裏切らない作品でした。
それに反して悪のミュータント側のドライな感じは
何の躊躇もなく、
使い捨てにされたミスティークに代表されていて
やっぱ、ちょっと感情移入しにくい。
まあ、悪役だから仕方ないか〜〜
にしても、ミスティークの変身以外の戦闘能力
超高くね?
格闘戦でも警察や軍隊を結構翻弄してるよね。
で、ミスティーク自身もなんの躊躇もなく
あっさり敵を片付けちゃう。
そういう意味では案外
ミスティーク、実は最強?なのかも〜〜
人種やマイノリティーへの差別が
大きなテーマなので考えさせられるシーンもあって
今のアメコミ映画隆盛へと導いた三部作でした。
ジーンはその強大な力で恩師であるエグゼビアの命を奪い、 エリックの陣営に寝返った。 なんでやねん?
動画配信で映画「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」を見た。
劇場公開日:2006年9月9日
2006年製作/104分/アメリカ
原題:X-Men: The Last Stand
配給:20世紀フォックス映画
ヒュー・ジャックマン
ファムケ・ヤンセン
ハル・ベリー
パトリック・スチュワート
イアン・マッケラン
アンナ・パキン
エリオット・ペイジ(エレン・ペイジ)
ベン・フォスター
邦題の「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」、
原題の「X-Men: The Last Stand」
こんな微妙な違いなら同じでいいのでは?
と思った。
エリオット・ペイジは「スーパー!」で印象的な演技を見せた。
この作品では壁を通り抜けるミュータントを演じる。
ベン・フォスターは「Hostage」「The Mechanic」などで微妙な役にキャスティングされていると思った。
この作品では背中に羽が生えてくるミュータントを演じている。
前作で行方不明になり、死んだと思われたジーンが帰ってきた。
しかし、そのジーンはその強大な力で恩師であるエグゼビアの命を奪い、
エリックの陣営に寝返った。
なんでやねん?
その後は能面のような無表情な女になり、
ローガン対しても冷たい態度だった。
ラストではローガンは「I love you」と言いながら
ジーンの身体にその爪を突き立てた。
ジーンはまた死んだ。
なんでやねん?
終始納得できないストーリーだった。
こんな脚本を受容できる度量はオレにはなかった。
満足度は5点満点で2点☆☆です。
第3作目。 ミュータントの能力が治癒し、人間になるという新薬キュア...
第3作目。
ミュータントの能力が治癒し、人間になるという新薬キュアを巡って、人間とミュータントが対立する。
ただ対立するというだけではなく、反対するもの、望むもの、尊厳、ミュータントの様々な視点から見ていること、ラストのミュータントの戦いも良かったです。
35点
映画評価:35点
うーん。
キュア(ミュータント無力化)の開発により、
世界情勢が変わりだす訳なんですが
ミュータントを病気と捉え治したい側と、
ミュータントを個性と捉え現状維持を希望する側、
そしてキュアを疎んで撲滅運動をする側。
これらの争いに巻き込まれていく
ウルヴァリンたち。
たぶん、これだけで十分面白かったのですが、
ジーングレイの復活が凄く邪魔だった。
このキュア戦争に必要ありましたかね?
必要ないなら、どちらかに絞ってもらえたら嬉しかったです。
なんか色々と盛り込まれ過ぎていて、
何が何やら。
オマケといってはあれですが、
今回の弊害により、
メインキャラが死んだり、
キュアによる無力化で何人かのミュータントが凡人(作品的には死んだ様なもの)になりました。
とまぁ凄く大胆な結末になりまして、
続編作りが大変そうだなと
むしろ続編に興味が湧いてくるくらい
大胆な展開でした。
この作品も、私の感想も、
総じてぐちゃぐちゃでした(笑)
【2021.11.13観賞】
さらなるサーガの拡大と混とん
主要キャラクターが一気に増え、メインのキャストの中から、重要な人物が去っていくなど、それなりのインパクトを残すストーリー展開ですが、もう収拾がつかないほどお話が広がり過ぎて、正直ついて行けない気持ちになりました。
この後すぐ、ウルヴァリンをフィーチャーした映画を製作し、大うけしたのは、きっと、このシリーズに限界を感じていたファンたちの気持ちが一つになったからじゃないでしょうか。「プロフェッサーXより、ウルヴァリンを活躍させんかい」という、声が大きかったんだと思います。
2018.2.22
ミスティーク、実は最強?
アメコミのといえば
バットマンとスーパーマンしか知らなかった
中年おばさんをアメコミの世界に引きずり込んだ
ウルバリンことヒュー・ジャックマン。
実は彼の演技やキャラが良いと思ったのではなく、
プロモーションに日本に訪れた時に彼が出演した
「食わず嫌い王決定戦」での「良いヤツ」感に惹かれて
見始めたのが事の始まり。
そう言う意味では最後まで葛藤し続けるウルバリンの
「人間味」は裏切らない作品でした。
それに反して悪のミュータント側のドライな感じは
何の躊躇もなく、
使い捨てにされたミスティークに代表されていて
やっぱ、ちょっと感情移入しにくい。
まあ、悪役だから仕方ないか〜〜
にしても、ミスティークの変身以外の戦闘能力
超高くね?
格闘戦でも警察や軍隊を結構翻弄してるよね。
で、ミスティーク自身もなんの躊躇もなく
あっさり敵を片付けちゃう。
そういう意味では案外
ミスティーク、実は最強?なのかも〜〜
人種やマイノリティーへの差別が
大きなテーマなので考えさせられるシーンもあって
今のアメコミ映画隆盛へと導いた三部作でした。
フェニックス覚醒
ポスターでジーンが出てるから、もうネタバレ。
前作で身を呈して仲間を守ったジーンが実は生きていた、というのは、先にプロフェッサーが気づいて欲しい。サイクロップスはどーやって死んだのかも曖昧。ただそれだけジーンの力は強大で制御不能。
フェニックス復活、いや覚醒。
このテーマがあれば、「キュア」とか必要ない。翼を持ったミュータントとか下手に話題を集めすぎて、最後はとっちらかっちゃった。
監督が交代した所為なのか、どのキャラも、あっさりと、居なくなったり、能力無くなったり、従来のキャラに思い入れが感じられない。
ブライアンシンガーは、別の映画にサイクロップスの俳優連れて行ったとかで、サイクロップスの死に際は曖昧なのか、とか、本筋とは関係ない話題の方が面白かったりする、残念な3作目。
「大概映画は3作目でコケる」
でも最低限は面白く観ました。
中途半端な部分も目立つ
ミュータントを人間に戻す薬が開発された。薬の使用を求める政府に対し、一部のミュータントが暴徒化し…。
旧三部作最終章。考え方の違いによる対立やそれぞれの信念など、人物の魅力は強いがフェニックスの扱いが雑に感じるので、その部分は最新作に期待。
行け!火の玉ボーイパイロ!ライターがないと火の玉を作れなかった少...
行け!火の玉ボーイパイロ!ライターがないと火の玉を作れなかった少年が成長したもんだと感心していたら、ガスバーナーみたいなモノを隠し持っていた。パロマ製か?
何故だかずっと気になっていたパイロとアイスマン。最後の戦いでは一騎撃ちを見せてくれたが、あんな必殺技を持っていたとは驚きだ。もちろん金属が埋め込まれているウルヴァリンが天敵とも言えるマグニートー(イアン・マッケラン)と戦うところも見所の一つ。最終的にはチームプレイというか、反則技というか、「4本も刺すなよ」と苦笑してしまいました。しかし、一番の見所は壁すり抜け技を持つキティちゃん(エレン・ペイジ)とジャガーノート(ヴィニー・ジョーンズ)の不思議な少年争奪戦でしょう。ミュータント同士の壮絶な戦いにも笑いを与えてくれるという素晴らしい演出でした。
サイクロプス(ジェームズ・マースデン)はブライアン・シンガー監督に引っ張られて『スーパーマン・リターンズ』の方に比重を置いてしまったためか、出番が少なく可哀想。そして、マグニートーの片腕として活躍していたミスティーク(レベッカ・ローミン)だってあれだけの仕打ちは可哀想すぎました。しかも、最期には素顔を晒されるし、恥ずかしい格好までさせられます。監督も交代し、新旧交代の時期がきたのでしょうか、まるでこれが最終作とは思えないほど仲間が死んだり、新しいメンバーが加わったりしていました。しかもラストシーンとエンドロール後にダブルで続編を予感させる映像が・・・
とりあえず3部作を通して見て、ミュータントと人間の間に戦争が起こり得るというテーマや平和的解決を模索するアメリカ市民の姿が垣間見える設定となっていて、異民族間の共存といった問題も浮き彫りにしているかのように思えます。他の映画化されたマーベルコミックも同様なのですが、娯楽作品としてだけではなく、ヒーローの内面にも入り込んだ作品が多く、21世紀の娯楽映画の変化が楽しめます。今作品でも民主主義を強調する大統領などは言葉のマジックを感じさせて痛快でした。
1作目、2作目は政府の法案に対するミュータントの戦いが描かれていましたが、3作目ではミュータントを無力化・人間化する新薬“キュア”が開発されたこと。蔑まれてきたミュータントの希望者だけに与えるのならともかく、かなり強引なやり方に憤りを感じてしまい、マグニートーとチャールズとの考えもどちらが正しいのかわからなくなってしまいます。もちろん暴力によらず平和的交渉による解決を求めるウルヴァリン側を正しいように描いていますが、戦いが激しすぎると感覚が麻痺してしまいそうです。
ストーリーに一つだけ苦言を呈するならば、シリーズ全体に言えるのかもしれませんが、アメリカ国防省や大統領ならば絶対にミュータントたちを秘密兵器として利用しますよね・・・普通の人間になんて治しませんってば・・・
おうち-20
ローガン。
強さでも力でもなく、愛で立ち向かっていく。
ジーン。
スコットを愛してくれててよかった。
ローガン好きだけど、やっぱりそこはスコットでいてほしかったから。
ミスティーク。
……普通のお姉さんに戻ったら、なんかイメージより老けてる。
マグニートー。
最強のおじいちゃんが、ただのおじいちゃんになってもた😱
とまあ、各キャラ総集編みたいな感じで、一応は締め括られます。
この作品で正史ストーリーは終わっているはずなのですが、矛盾や疑問点がのちのち公開された作品で出てきます。
そこは推理力と愛嬌で対処。
当時はX-MENも終わっちゃったかぁと残念がっていたけど、シリーズ全体が終わった今からすれば、いやいやまだ半分以上ありますからね。
アベンジャーズも好きだけど、アメコミの入りがX-MENだったので、色々と夢を見させてもらったシリーズ。
最後は壮大な愛の物語。
何かを失っても穏やかな表情をしている者、悲しみにくれながらも前を向く者、ただ歩いて行く者...それぞれの終わりの始まり。
フェニックス強すぎ。。。
総合 :56
ストーリー :10
キャスト :12
テンポ :14
演出 :12
見返したい度:8
世界観を一人で壊してしてしまうくらい強いです。
自分の思った通りの世界にしてしまえるとか神ですよね。
でもそんなジーンに愛情で止めに向かうウルヴァリンかっこ良いです。ミスティークの人間バージョン観るとやっぱりジェニファーローレンスの方が良いなと思います。
とりあえずこれで初代シリーズ終了です、マグニートーの最後の終わり方が秀逸ですよね、この後のシリーズが楽しみです。
アクション多くワクワクした
X-MENシリーズ3作目。
この作品から映画館で観ています。
当時はアクションシーンが多く、とてもワクワクしたのを覚えています。
主要キャラがバンバン死ぬし、フェニックスが強すぎるのは「ん~」って感じですね。
覚悟と決意
普通のX-MENを見ずに鑑賞。
最初、わけ分かりませんでした。女の人が連続して男の人を誘惑するし、え?なになにってなりました。見ていくうちに話が読めてきましたが、最初に見るのは失敗だったかもしれません。
最後の戦いのシーンは圧巻でした。強い力を持ちすぎると自分をも制御できなくなるなんて、少し恐ろしい。。それを封じている人がいるってのもまたすごい。そして、好きな人を殺さなければならないなんてつらくもありましたけど、なんかそれが正当化というか正解な感じがとてもしました。
ただ、人間もゴミのようにめっちゃやられてましたが、普通にミュータントと人間が生活していることに少し違和感を感じました。
最後は共生できたようでハッピーエンドでしたけどね。
レベル5の威力
突然変異により得た特技は病気なのか進化なのか。
特殊能力ヒーローモノの根源は、社会で特別な存在になりたいという人間の欲望だと思いますが、このシリーズは一貫して、人と違う特徴や能力を疎ましく感じる者も描いていることが、共感できて好きです。能力に溺れ権力を欲する者、能力を社会のために役立てたいと望む者、コンプレックスを個性として自ら受け入れること、ミュータントという架空のお話の中に、人間の本来の姿が浮かび上がってきます。
この作品に限って言えば、生き返ったあの人が、破壊の魔女みたいでした。
全31件中、1~20件目を表示