劇場公開日 2006年9月9日

X-MEN:ファイナル・ディシジョン : インタビュー

2006年9月13日更新

人気アメコミを映画化したシリーズの完結編「X-MEN/ファイナル・ディシジョン」。多数の魅力的なキャラクターが登場する本シリーズで、中心的な役割を果たしたウルバリン役のヒュー・ジャックマンが来日し、インタビューに応じた。ハリウッドで活躍する大きなきっかけともなった1作目から6年。シリーズを振り返っての心境は?(聞き手:編集部)

ヒュー・ジャックマン インタビュー
「僕はいろいろ決断を下すのが苦手なんだよ」

――「X-MEN」3部作を終えてみての感想は?

ヒュー・ジャックマン
ヒュー・ジャックマン

「ちょっと寂しいかな。6年一緒にやってきたから、ちょっとしたファミリーだよ。そんな仲間と別れるんだからね。でも、僕が演じてきたキャラクターはまだ終わりじゃないんだ。ウルバリンはスピンオフとしてまた作るつもりだからね」

――スピンオフにあたる「ウルバリン」の契約はしたのですか?

「まだやってないよ。でも僕もやってみたいし、フォックスもやりたがっているようだし、作るんじゃないかな? 共同プロデューサーだからね。僕は契約を押し付けられるということはないと思う」

――ウルバリンはユニークな髭を蓄えてますが、あれはあなたの本物の髭ですか?

「本物の髭じゃないよ(笑)。前2作は自分のだったんだけどね。今回はウッディ・アレンの映画があったから、髭を生やす時間がなかったんだ。でもメイキャップのケニーが作ってくれた作り物の髭と自分の髭が合わさって、映画を観ている限りは偽物だってわからないんじゃないかな? ケニーは素晴らしい仕事をしたよ」

――劇中、とても重要な局面を迎えて、ある重大なディシジョン(決断)を下しますが、あなた自身だったらどうするでしょう?

「おそらく、劇中でウルバリンが直面した出来事は、誰もが最も大変な局面だと感じると思うんだ。映画の最後をばらすようで、このことについてはあまり触れたくないんだけど、僕がウルバリンと同じシチュエーションになったら、ウルバリンがしたようにはできないだろうね」

インタビュー2 ~ヒュー・ジャックマン インタビュー(2)
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