劇場公開日 2002年8月24日

「ジョン・ウー監督が戦争実話を元に『ブローン・アウェイ/復讐の序曲』...」ウインドトーカーズ ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 ジョン・ウー監督が戦争実話を元に『ブローン・アウェイ/復讐の序曲』...

2025年7月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ジョン・ウー監督が戦争実話を元に『ブローン・アウェイ/復讐の序曲』の脚本コンビで映画化。1944年 太平洋戦争末期のサイパン島を舞台に、アメリカ海兵隊所属のナバホ族(コードトーカー)を、日本軍の攻撃から守ろうと奔走した隊員達を描いた戦争映画で、戦闘シーンのリアルさは『ハクソー・リッジ』(2016)に近いレベル。
中々重たい内容で主人公はジョー・エンダーズ(ニコラス・ケイジ)とナバホ族のカール・ヤージー(アダム・ビーチ)の2人だが、白人の上官エンダーズはただコードトーカー達を守るだけでは無くて、敵に拉致されない様にする場合の対応も重要任務なのだ。

日米の戦闘を描く『ハクソー・リッジ』との共通点も多く有るが、ジョン・ウー監督らしさが際立つ1本。

ナイン・わんわん