劇場公開日 2004年9月11日

「「掟」を守らなければならない理由。」ヴィレッジ(2004) だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0「掟」を守らなければならない理由。

2009年3月17日

悲しい

怖い

興奮

1897年。ペンシルヴァニア州にあるその「村」は、
周囲を深い森に囲まれ、外界から全く孤立していました。

人々は、この小さな「村」でお互いに助け合いながら、
奇妙な「掟」を頑なに守って生活しています。

その「掟」とは・・・、

「その森に入ってはならない。」
「不吉な赤い色を封印せよ。」
「警告の鐘に注意せよ。」

その「掟」が破られた時、「村」の生活が脅かされます。

この作品はCM等ではホラー映画のように紹介されていますけど、
ホラーと言うよりも「ラブストーリー」です。

ストーリーについては触れませんけど、
変に期待せずに観に行った方が楽しめると思います。

恐らく賛否が真っ二つに分かれる作品でしょう。

観終わった後に、ほとんどの人は、
「で、何が言いたかったの?」と思うはずです。

確かに表面的には、ホラーとも言い難いし、
娯楽作品でもありません。

でも、僕はこの作品は観客に対して観て「考えること」
を求める作品だと思います。

この作品に込められたテーマ・メッセージは、意外に深いです。

だいすけ