バニラ・スカイのレビュー・感想・評価
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なんだかんだ文句言いつつも好きな作品。
なんとなく見た映画の一本だった。
トム・クルーズ主演にしては珍しい作品。
リアルなのかファンタジーなのか、なんだかふわふわした話。
主人公の自業自得じゃんって思うけど、それも大金持ちならどうにでもなるからいいよねーって思った。
最後は美化されて終わりって感じだったけど、なんかそれさえも許されちゃうような音楽と映像だった。
文句言うものの、トム・クルーズの一番美しい頃の作品で、まぁ結構好きかも。
今度猫に生まれ変わったら。
もう何回も観ている作品だが久々に見ると自分の視点が変わっている為、同じ映画でも楽しく見える。(忘れてる部分も多いけど)内容は、一人の裕福な男に纏わる世界認識についてSF混じりのお話。オープンユアアイズのリメイクで、映像表現もデジャブを多用し混乱を招きつつ最後は綺麗に纏めて仕上がったと感じます。自分個人的には、ボヤかし映像と効果音でさりげなく演出してしてる箇所が好きです。オープンユアアイズ(目を覚まして!)の一言でで最初〜最後までまとめ上げているので編集の凄さも感じました。自分にとって世界が、どうあるかという認識の考えから、世界は、どうあるべきかという実践的な考えに移行している所が自分にとって面白かったと思います。純粋理性考察
バニラ色した世界。人生を生きるとは。
理想の中に挟み込まれる悪夢。
自分が本当に望むものに向かうための潜在意識。
はまる人ははまる。
見返す度に、気づきがあり、考えさせられる。
「選択」ー自分の人生は自分で選ぶ。
この先にあるのは、希望か絶望か。
それでも、ラストのデイビットが下す選択を応援したくなり、勇気をもらえる。
1回目日本語字幕で視聴。視聴後、気持ち悪くなった。
遊園地のアトラクションでグルグル振り回されてかき回された感じ。ディビットの真っ白い仮面に毒されたらしい。顔がグチャグチャになった特殊メイクより気持ち悪かった。何もかもが、白い仮面をかぶせられた人生のような気がしてきて、泣きたくなったのに、泣けなかった。自分自身であるという実感が持てなくなったような気に押し潰された。
2回目日本語吹き替えで視聴。ちょっと余裕が出てきたからか、役者さんの表現に圧倒された。
キャメロンディアスさんが演じているジュリーの切ないこと。ディビットの誕生日パーティで、ディビットとソフィアを見つめるあの表情。こみあげてきた。他のレビューではジュリーの狂気に焦点が当てられているものが多いが、恋する表情が良い。ただのエキセントリックなだけの女性ではない。抱きしめたいよ。
対して、ペネロぺクルスさん演じるソフィア。かわいらしくて元気いっぱいで、恋する喜びに輝いていて。そして時に聖母。見ているだけで幸せになれる。
勿論、トム様も秀逸。1回目で気持ち悪かった白い仮面の場面も、仮面被っているのに、細やかな感情が読み取れる。やっぱりすごい演技力。
このお三方もすごいが、何気に豪華キャスト。ラッセル氏、スポール氏、テイラー氏、スウィントンさん…。
DVDに付いている監督の解説を拝聴した後、もう一度視聴。
ああ、ここはこういうことだったのね。ここでこうするか?
チャーリーズエンジェル VS イーサン・ハントって(笑)。そんな笑える場面じゃなくて、もっと狂気と緊迫感と切なさと悲しみに満ち溢れた場面なんだけれど…。
DVD解説付きで良かった。2倍3倍楽しめる。観方が深まる。でも全てが解説してあるわけではないから、つい監督に電話して尋ねたくなる。
ディビットの人生は全てを手にして人生を謳歌していたはずなのに、どこかで自分の人生を生きていなかったー離人感ー(バーチャル)感じが漂っていた。
だのに、〇〇して〇〇の方が、リア充というか現実味が増す。
正直オチはそうくるかと納得できないところもあるけれど、その対比が見事。
バニラスカイは、最近はやりの屋内に仮想の空を造るあの空と同じで気味が悪かった。
すべてを真綿・バニラで包んだ心地よい夢想世界の象徴。
自分の足で大地に立つって…。
こういう主題をバニラ色に染め上げて表現した監督に乾杯。エンディングに流れるポールマッカトニーさんの曲もその雰囲気をさらに高める。
甘い題なのに甘くない。自分自身の人生って何なんだろうと考えさせられる作品。
(『Abre los ojos』は未見)
すごい
ペネロペ可愛い❣️
怪我をしてからが人生の本番だが…!!
何か大きな怪我や病気、死別を経験してからが、その人の人生の本番だと考えています。天上人が相応の試練に遭うのは良かったですが、本編はとにかくつまらないです。時間は戻す事はできないですが、人生はいつでもやり直す事ができる、という考えはお持ちのようなので、それは同意しますし、もっと日常に活かせるような具体的な話だと良かったです。
混乱、
内容は夢と現実を混同してしまう話なのだが、夢の中でのトムが演じる...
最強台風もようやく過ぎ去ってくれそうだ。どこへも行けない本日は映画...
ペネロペにハマる
おうち-77
可愛いキャメロン目当てで観たら、ペネロペが可愛すぎた。
スペイン語訛りは反則。たまらん😍
そりゃトムさんも恋に落ちますわ。
印象的には、へー😮トムさんもこういう映画に出てたんや、と軽い驚き。
オチをあらかた知った上での鑑賞だったので、がっかりすることもなかった。
でもこの手のオチは嫌いな人は嫌いでしょうね。
醜い顔になって崩壊していく様が、なんとなく『インビジブル』のケヴィン・ベーコンの姿と重なりました。
オリジナルの『オープン・ユア・アイズ』でもペネロペはソフィアを演じてるんだ……どんだけトムさん惚れてんねん(笑)
キャメロンは可愛すぎてストーカーには見えない(というか、キャメロンにストーカーされたら幸せでしょ)。でも、小悪魔らしさを振り撒いてました。
役どころは完全にペネロペが得してる感がありますが。
マイケル・シャノンが本当にちょい役で出てます。
毒っ気一切ないマイケルが見れます。
仮死状態になり、自分の思い通りになる世界なのに何故か悪夢になる。 ...
仮死状態になり、自分の思い通りになる世界なのに何故か悪夢になる。
それはやっぱり深層心理で色々な事が引っ掛かっていて幸せな事だけを考えられないから。
金持ちプレイボーイのトムが自分自身を再発見する、そんな映画。
オリジナルは知らないけどトムがかっこつけるだけの映画じゃなくシリアスな感じだから観れた。
ペネロペのおっぱいもちらほら見れてよかった。
ビルから飛ぶ時のBGMが妙に耳に残る。
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