「ばかやろう」トラフィック(2000) marさんの映画レビュー(感想・評価)
ばかやろう
麻薬をめぐるさまざまな人間の群像劇。
ひとりの父としてはやっぱり、子どもが乱用してる…と知った時のショック。
あのシーンがもう刺さりに刺さってしまって、
将来、こんなことになったらどうしよう と。
アメリカと日本じゃ状況がぜんぜん違うと思うけど、
麻薬に限らず、そういう破滅への誘惑ってあるよねって。
映画としては重厚のひとことで、
だからこそ最後に示された本当にかすかな光の一筋が
非力ではあるけど尊いものに思えた。
蛇足だけど、フィリピンの大統領ってすげえんだなあと改めて思った。
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