「麻薬密売を巡る群像劇」トラフィック(2000) だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
麻薬密売を巡る群像劇
麻薬取引の闇売買ルート(トラフィック)とそれを巡る人々の群像劇。
多くの登場人物が出てくるんですが、誰が主役ということはなく、全員が主役であり脇役であり【トラフィック】の一部であるというところが面白いです。
複数の場所の複数の物語が同時進行的に進んでいくので、油断していると話についていけなくなるかもしれません。
とは言え、最後までグイグイと引っ張っていく力強さのある作品だと思います。
この作品を観ると、麻薬という物がどれだけ一般社会に入り込んでいるのか?ということを考えさせられて、暗い気持ちになります。
ただ一つ。ラストシーンだけは『救い』がありますね。
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