劇場公開日 2002年5月11日

「スパイダーマンらしくないスパイダーマン」スパイダーマン 太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0スパイダーマンらしくないスパイダーマン

2014年5月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

楽しい

怖い

興奮

普段ホラーが主流のサム・ライミ監督、今シリーズとオズは作品一覧を見るたびに「んん!?」となる。

が、このスパイダーマン第一作目は、サム・ライミ監督がスパイディファンだということがよくわかる。
原作をリスペクトしながらも現代風(今となっては当時だけど)のアレンジ。
脇の蜘蛛の糸みたいなものをなくし、背中のマークもデカいリアルな蜘蛛のシルエットになっている。

キャスティングも結構いい。MJ以外は。MJって高校生やんね?

で、ストーリーに関してはゆっくり進んでは急発進を繰り返す。
かなりトートツな話の進み具合だと思う。

で、不満なのは、スパイダーマンが蜘蛛の糸を直接出せることである。
ギャグ的には面白いが、その後のドキドキ感が薄い。
ウェブシューターならば、それが壊れて市民が死んでしまうor重症を負うとか、そういう鬱な展開を混ぜてもよかったのではないかと思う。

だけど、スーツのパツパツ感(特に胸筋がセクシー)や、トビーの「フォォォォォォォ!!!」では今作を越えることなんて絶対できないと思う。

太郎