「極めて文学的な映像・・なんて矛盾した表現であろうか??」海を飛ぶ夢 mark108helloさんの映画レビュー(感想・評価)
極めて文学的な映像・・なんて矛盾した表現であろうか??
この作品は最初の出だしから重い雰囲気が漂っている。しかもいくつもの重いテーマが重層的に配置されている。尊厳死、カソリック、家族愛、隣人愛、純愛、詩、そして死・・・。ここから逃れるためのワーグナー・・・。重いのである限りなく・・、しかし世界にその事実は目を逸らすことなく伝えられる。それだけの映画だがそれ以上の映画である。見るべきか否かと言えばやはり全面的に前者であろう。
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