恋人までの距離(ディスタンス)のレビュー・感想・評価
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たった一日の恋愛の名残惜しさ
総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
列車の中で偶然出会った二人が、下車したウィーンで観光名所よりもありふれた街角を歩き回る話。その間は魅かれ合いながらもなかなか詰まらない距離感を、二人の何気ない会話や動作を見ながらひたすらじれったく感じつつ過ごすことになる。映画の殆どは主演の二人の行動と発する言葉によってのみ構成される。ただ終わらせてしまうには名残惜しく、これからどうなるのかわからない淡い思いをやきもきさせながら見守る物語の良さはわからないでもないが、自分にはウィーンでのありふれた過程が長くも感じられたし消化不良感も残ってしまった。
人生とは今を大切にすること…
大好きな映画
2人のお喋りをずっと聴いていたい。3部作になるとは知らずに、上映当時に見れたことがラッキー。3部作の1作目と知ってて見ると「この2人はどうなるの?」とドキドキしながら見る楽しみが半減すると思う。今度ウィーンに行って街歩きをする。その時はイーサン・ホークが隣にいてくれますように。
二人が紡いだ奇跡の行方
物語が流れ、自分がそこに存在するかのような瑞々しい臨場感がある。
全てがシンプルで飾り立てない演出や演技でリアルさが際立っている。
列車で出会ったフランス人とアメリカ人の学生二人が意気投合し
急遽予定をかえてウィーンで途中下車し、朝まで町を歩くことに・・・
深いところから日常に至るまで、若さ故の警戒心のなさで二人の話は募っていく。
セリフもリアルな上に、知的で詩的な表現が心に訴えかける。
朝の別れは必ずやってくる。
だから二人の表情も時間と共にうつろっていく。
人生において自分の好きな言葉って増えていくけど
私はそのひとつをこの映画からもらった。
セリーヌ
「神様は自分の心の中に居るのではなく、向き合う人と人との間に存在する」
見たことすら忘れてしまうような映画では決してない。
何年かたって自分の心に、ノックしてくるようなステキな映画です。
英語の勉強用に…
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