劇場公開日 2002年9月7日

「モダンアートのような風刺」ザ・ロイヤル・テネンバウムズ everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5モダンアートのような風刺

2016年4月14日
iPhoneアプリから投稿

自分勝手な父親に振り回される家族と周囲の人々。
そんな父親も、少なからず多少の真実を語るので何だか憎めないです。
いわゆる「まとも」な登場人物がとても少ないです(笑)。
テネンバウムズ家に限らず、家庭の事情って、他から見れば幾らでも奇異なことがありますから、独特な色彩の風刺画のようでした。
愛を込めて描かれているけれど、意味不明な奇行もあり、豪華な俳優陣でなければ観なかったかな。

everglaze