「数とCG頼み」マトリックス レボリューションズ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
数とCG頼み
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総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:85点|音楽:70点 )
第一作目の洗練された華麗なマトリックスの世界ではなくなり、どちらかというと混沌とした泥臭い内容になってきた。スミスが大量繁殖したり蛸のような機械が大量繁殖したりと、質よりとにかく数で押してくるだけになったし華麗さは影を潜める。それをCGで描いてもごちゃごちゃしていて一つ一つが安っぽく、上質な料理を売っていた飲食店が薄利多売の安売り店になったよう。蛸の機械に応戦する蟹のような乗り物も泥臭い。
物語でも苦戦していた大量の機械の攻撃が一撃で撃退できるし、その後のネオの対決も簡単に決着がついてしまって、今までの長い戦いは一体何なのだろうかとすっきりしなかった。
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