「息子中学生の居る私にはキツイ結末」ペイ・フォワード　可能の王国　リドさんの映画レビュー（感想・評価）

主人公のトレバー君の演技が上手すぎて引き込まれていきます！素直で過酷な家庭にもかかわらず一生懸命。ホームレスも差別せず友達になり、お家を訪ねたり心優しいんです！
うちも母子家庭で共感しまくり。
トレバー君平手打ち後の後悔とか。
親なら誰でも心当たりありそうなシーン。
息子の堅物担任と懇ろになるのは、うーん？映画だからね～って感じ。むすこ君のお眼鏡に叶った先生だったのね。
毎日、同じ事の繰り返しで安心していた傷ついた過去を持つ担任が勇気を出していくのは感動しました。トレバー君同様やったーって(^-^)

記者のクリス役がハンサムで、どんどんトレバーに近付いてくるのがワクワクだけど、ちょっと物語の交差が、分かりにくいというか深掘りして欲しい感じ。
色々、感じる、素晴らしい映画。

なのに、なのにですよ！?
何ですか？あのラストは!?
解せぬ。
そんなあ大勢の弔問客＝ペイフォワードの広がりを描くためのラスト？
ショックシーンを入れることで印象強めるため?
これだけは、中学生の息子のいるお母さんシングルマザーとしては、納得できないラストでした。ハッピーエンドにしてほしかった。
その点がマイナスでした。

演技力、キャストの豪華さ等は素晴らしいです。