「ミュージカルの最高傑作!」オペラ座の怪人 のりたまちびさんの映画レビュー(感想・評価)
ミュージカルの最高傑作!
この作品は、20代に、劇団四季で2回、ブロードウェイで1回観ています。
今回は、久々にあの絢爛豪華な「オペラ座の怪人」を体験したくて、映画館に足を運びました。
TOHOシネマズのシネマ1、スクリーンも大きく、音響もシートもよくて、舞台さながらに楽しめました。
30年前のブロードウェイでは、英語なので内容は半分も理解できなかったけれど、怪人の悲しみが言葉ではなく感情として入ってきて、目が外れるかというくらい泣きました。
今回も、怪人の歌声と演技力が素晴らしく、ラウルもかっこよく(*^^*)、カルロッテも絶妙に無様で、アメリカのパワー全開でしたね。
この作品を観ると、愛とは、見返りを求めず、相手を縛らず尊重することだと感じます。
クリスティーヌにとって、怪人は親のような存在で、ずっと一緒にいたい相手ではない。
周りに愛され、大切に育てられたラウルに、怪人は勝てないし、クリスティーヌは恋しちゃうんだよなあ…。
自然の摂理です。
前回ニューヨークに行ったのは、1995年。
テロの記憶がつらくて、もうニューヨークに行くつもりはなかったけれど、今回この作品を観て、最後にもう一度、ブロードウェイで「オペラ座の怪人」を観たくなりました。
やっぱり、私にとって、「オペラ座の怪人」は、特別な作品です♪
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