劇場公開日 2005年1月22日

「ゼダ=ジョーンズさんの透き通るような美しさにうっとり…。」オーシャンズ12 とみいじょんさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0ゼダ=ジョーンズさんの透き通るような美しさにうっとり…。

2021年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

& マット・デイモン氏がかわいい。
それだけを堪能する映画。

コメディを作りたかったのか?
 前作でスカッとさせてくれたのに、盗んだ金返すって…。まあ、人道的には当たり前だし、裏社会の報復としても当然なんだけど、なんかそこから情けない。
 金庫破りの難しさに加えて、報復も恐れて、誰も手を出さなかったところを破ったのが前作ではなかったのか?
 この設定そのものが、再集合させるための設定というのが見え見え。
 自分たちで、自分たちの映画に泥をかけているような気がしている。Mr.ビーンのようなコメディならありだと思うけれど。
 格好良く見せようとしているんだけど空回り。

その設定だけでは話にならないから、ヨーロッパ泥棒との、どっちがすごいか競争を組み込む。使い古されたパターン過ぎて、特にひねりもなく。
 ラストの謎解きをみると、それまでの経過がなんだったのかとあほらしくなる。
 ヨーロッパを出し抜いて、喝采上げたつもり?

捜査官とのからみもありがち。

スマートさがまったくなくなってしまった。

新春かくし芸大会みたいな映画です。
 お屠蘇飲んでの内輪受けみたいのもあるし。楽しそうなのは良いのだけれど、それって、こっちもお酒は行っていないと楽しめない。ばかばかしさ承知で鑑賞すること前提な映画。

やたらに豪華なのでそういう世界に浸りたい時にはいいかな?

PS.インタビューによると、映画が売れたら歩合が入るシステムとか。
  この映画だったら、必死にプロモーションしないと、歩合は入らないね。

とみいじょん