劇場公開日 1998年3月14日

「"フクロウ号"」ゲット・オン・ザ・バス 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0"フクロウ号"

2021年10月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

生まれた環境も現状や考え方も様々、人種が同じであれブラザーとしての同志たちは意気投合しながらも時には言い争いや罵詈雑言が飛び交う珍道中。

自分の立場も変われば差別される側からする側に、登場人物それぞれのドラマが非難されたり悲観されたり、厳しくも優しさが溢れるような甘さが印象的にも。

人種や宗教、価値観よりも何気ない日常でのトラブルから争う人間同士、そこには強い人間と弱い者、闘うことよりも思いやりが大切、怒りよりスパイク・リーの人としての優しさを感じる。

万年 東一