劇場公開日 2005年9月3日

「宮崎あおいの黒歴史じゃないのかな?」NANA Tetさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0宮崎あおいの黒歴史じゃないのかな?

2021年6月6日
iPhoneアプリから投稿

新幹線の2人の出会いのシーンから、
宮崎あおい演じるナナのキャラが中々キツい。

他の演者も当時はまだキャリアが浅いんだろうけど、大根ぶりも中々キツい。

ナナ達が住んでるマンションも、蓮が住んでた倉庫のセットも絶望的にひどい。

2006年の美大生のファッションってあんな感じだったの?
油絵科の学生はバイト先へもキャンバス持って行くの?
単純な疑問。

イケメン枠風の松田龍平は、
肩肘張らずの飄々とした演技しか観たこと無かったので、一生懸命カッコつけてんなーって、なんか新鮮だった。

丸山智己は雰囲気出してたな。

宮崎あおいのナナはただただウザい。
何の魅力も無い。
犬みたいに人懐っこいというか、自己中でただただウザい。

宮崎あおいって、演技といいキャラといい、この映画黒歴史じゃ無いのかね?

紗栄子、平山祐太との修羅場シーンは何を見せられてるんだろうか、と。

中島美嘉は雰囲気も存在感も抜群だけど、
演技がなぁ。勿体ない。

中島美嘉のナナだけにフォーカスした物語の方が面白そうだったけどな。

嗚呼、文句ばかりだ。嫌になる。

公開当時、それなりに話題になっていたので時を経ても観られる映画だと思ってたんだけどなぁ。

当時のteenには刺さる映画だったのかな。

自分的には、内容の無い昭和のアイドル映画を観ているようだった…。すみません。

やふたろう