マイノリティ・リポートのレビュー・感想・評価
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設定が面白い
犯罪を予告し未然に防ぐという設定が面白い。
最後の何度もあれがみえる?と言ってた映像の意味を知るとこの世界観やルールなどが理解できる。
映画公開されて随分経つが、こう言う近未来モノは何年か経過してから見ると乗り物や遊び街並みなどの差を見れて楽しめる。
西暦2055の姿
面白かったです!
車、道路、プロジェクター、アラームの様な小物に至るまで凝ったデザインで見てて楽しい。そして何より内容が面白い。
劇場公開以来に見たが全然楽しめる。中学の時に楽しめたものが今も楽しめるのはすごいですね。
コリンファレルはこの作品が私的に一番輝いてると思う。
アガサのニゲテーには知ってても驚かされます。
トムクルーズの映画って本当に当たりが多い。
近未来って
こんな感じかなぁとストーリーは別にして科学技術の未来をみるのは楽しかった。
細切れでみたのでストーリーには入り込めなかったけど、設定はおもしろいな。ウィットワーが真相に近づいて、追い詰めるかと思いきや・・・。うーん。全体としては微妙。
近未来SFがかっこいい!
今よりもう少しだけ先の、ちょっとディストピアに片足突っ込んだ時代感が素敵です。セキュリティはしっかりしてるけど抜け道がないわけじゃないくらいで、ガジェットデザインもちょっとガチャガチャしてて、周りにゴミとか生活感のある感じ。
SFミステリーかつサスペンスを上手いこと纏めてて面白かった!
事前逮捕
ぱっと見はなかなか良いシステムだが、殺人に至るまでの理由や状況が殆ど無視され、兎に角逮捕という社会は怖すぎる。
逮捕された本人も半数はなぜ?と思いながら刑務所へ・・・
このシステムでは、正当防衛というものは認められないのか?と、観ていてきになった。
娯楽としては十分だけど
奇抜なアイディアや映像技術で秀逸な娯楽作品を生み出すことに関しては誰よりも優れているものの、深い考察を強いられる衝撃作を作ることはできないSpielberg監督の性質から考えても、きっとこれはDickの原作とはだいぶ違うのではないかと思います。まずTom Cruseが主役の時点でよくあるSFアクションになることは観る前からわかる。だから「ブレード・ランナー」ほどの作品にはなれなかった。
決して面白くないわけではなく、むしろ娯楽としては十分に楽しめるのだけれど、それじゃただのアクション。予知された未来から殺人を止め(この時点で実は未来が変えられることの証明をしてしまっている)、植物人間状態にしてしまうシステムの倫理的な問題。Agathaたちをモノとして扱う警察。疑問は多く残るのに、そこにしっかり触れることができていない。
そしてよくよく考えると、Johnに殺害の動機を与えることはできても、その現場に辿り着かせるにはプリコグの予知が必要であって、しかし予知をするには彼が現場にいなくてはならないという、彼を罠にはめる過程に大きなパラドクスがある気がする。
こういう映画を観ると画期的な技術をテーマにしていても随所に当時では思いつけなかったことなどが出てきて面白い。たとえばいまだにディスクを使って情報を移動していたり、そんなことは今から考えればきっと2054年にはないのではないかと思ってしまう。面白い。
2つの世界観の融合
近未来映画の舞台には2種類あります。『ブレードランナー』のような荒廃した世界と、『2001年宇宙の旅』のような白く、清潔な世界です。本作は、この2つが融合しているように見えました。多くのカットが白飛びしていて、一見"清潔そう"に見える街。しかしよく見ると、内面的にはかなり腐敗しているのです。これが現実とのギャップを描くにあたって、とても良い効果を出しているのですが、このパラレル効果(?)を使っていることで作品の世界観をより堪能できました。
未来に起こる犯罪を取り締まるという物語にも惹かれました。説明が鬱陶しかった場面もありましたが、テンポを崩さずエンターテインメントとしての作風を最後まで保てたのは、やはりスピルバーグの才能ですね。
「すごい…!」と口を揃える理由
すごいな…。
ストーリーだけでもスゴイのに、映像も一級品!
スピルバーグの脳内から そのまま飛び出してきたかのような斬新なデザインの数々。
SF好きの男子どもがウホウホするような映像連発で、たまりませんでしたね笑
さすがです
全体的に青い印象
よく練られたストーリー、飽きずにみられません。なんとなくミステリーを一緒にといてる気分になります。
少し先の近未来を沸騰させる映像には興奮させられますね~。かっこいいデザインがいろいろ
そして、トム・クルーズの演技はさすがだったな~。今回は、たくさんアクションはないですが、かっこいいトムがたくさんみれます。
☆陰鬱な世界を見事に表現した秀作☆
今回レビューするのは「マイノリティ・リポート」!!
SF作家フィリップ・K・ディックの短編を、名実ともにハリウッドのトップに立つスティーブン・スピルバーグ監督と人気俳優で演技派のトム・クルーズという夢のタッグで完全映画化した作品で殺人犯の濡れ衣を着せられた刑事の決死の逃亡劇を描く近未来SFサスペンスアクションという内容。
もう10年以上前、2002年の作品です。
フィリップ・K・ディックといえば「ブレードランナー」や「トータル・リコール」が有名で、もちろんその2作品も好きだが自分の中ではこの「マイノリティ・リポート」が一番のお気に入り。
やはり主演のトム・クルーズは本当に存在感がある。
カリスマ的な所は誰しもが認めるところだが、“そこにいるだけで目を引いてしまうほどのオーラ”を常に出し続けられるのは彼ならではのこと。
この作品でも彼は普段より髪を短くし、いつも以上に輝いていた。
先日もSF映画「オブリビオン」を観てきたが10年以上経っても彼自身ほとんど変わらず、50歳にはとてもみえない。それぐらい若い。(昼のテレビ番組“笑っていいとも”にもゲスト出演していた・・・。)
脇役にもこの時はまだ無名のコリン・ファレルが出演している。キャメロン・ディアスもカメオ出演。
そして話の舞台は2054年という近未来で、あらゆる技術が発達し、何もかもが便利になっているにもかかわらず、必ずしも明るいとはいえない世界。
(スピルバーグ監督は「暗い未来を汚い映像にすることでリアリティを出したい」と思い、意図的に画面を汚く見せる映像にしているらしい。)
この世界が実によく表現されていて、まさにフィリップ・K・ディックの小説をそのまま実写化していた。
・「エレベーターのように縦にも横にも走っている近未来のハイウェイ」
・「空を移動できるホバークラフト」
・「棒で叩くとゲロを吐いてしまうという嘔吐棒」
・「未来の武器である空気銃」←ドラえもんの空気砲に似てる・・・。
・「電車やショッピングモールの出入り口にある網膜スキャンで個人を特定する社会」
・「容疑者を追跡するスパイダー・ロボット」
・・・どれも面白いアイデアだ。
自分はこういった未来物をみるのがとても好きだった。とてもワクワクする。
(バック・トゥ・ザ・フューチャーの未来2015年まであと2年だし・・・。ホバーボードが当時ほしかったな・・・。空飛ぶ車はもう無理かな・・・。)
ストーリー的にも、<アクション>・<逃亡劇>・<家族愛>・<真犯人捜し>まで盛りだくさんです。
特にラストシーンでシステムが廃止され、解放されたプリコグの3人が人里離れた土地で静かに暮らすこととなった件はとても感慨深いものがありました。今までの暗いシーンとは対照的な名シーンです。
あとスピルバーグ作品には欠かせない“編集のマイケル・カーン”“音楽のジョン・ウィリアムズ”も健在!!
最近のスピルバーグは幾分年齢のせいか、昔の勢いが徐々に無くなっているのは残念な気がします。
(娯楽作品はもう撮らないと言ってるし・・・。)
確かにスピルバーグは娯楽ばかりではなく「シンドラーのリスト」や「プライベートライアン」のようにシリアスな名作も多く撮ってきました。
しかし彼は後にも先にも“人を楽しませる”事が最も長けた監督だと思います。
「マイノリティ・リポート」は改めて【☆映画はやっぱり楽しまなくっちゃ☆】と強く思わせてくれる作品なのです。
☆☆☆ まだ観ていない方にはぜひオススメ!! ☆☆☆
SF✕スピルバーグ=最強娯楽作品
未来予測による犯罪予防システムが運用される近未来、人間の作るものであるからにはやはり欠点があり…という展開。
フィリップ・K・ディックの短編小説『少数報告』(The Minority Report)が
元になっている、ブレードランナー、スキャナー・ダークリーしかり
やはりフィリップ・K・ディックの作品は素晴らしい映画になる。
驚くべきは近未来の描写である、
自動運転し壁に垂直に走行する自動車
非殺傷兵器を使う警察
タッチパネルを利用した画期的な端末の操作
ここぞとばかりにSFガジェット大安売り、しかも実現可能性がある
トム・クルーズの素晴らしいアクションによって手に汗握る展開が繰り返される
大衆娯楽として完成された難しくないSF作品
オチが若干弱いが極上の時間を提供してくれる最高の映画
今も色褪せない
今見ても楽しめる作品。
もう十年経つんですね。
全てが青白く統一された画面は、未来予知というテーマに合っていて
とても物語に入り込めます。影の陰影も素敵ですし。
ホテルの廊下に差し込むスプライトの光が二人を照らしていて、美しい!と叫びたくなりました。
画角作りがしっかりしているので、いつみても美しい良い映画。
SFが発達し過ぎるとファンタジーになる。
動く植物はまさにその体現。不思議な世界。
それで、彼の左目は見えないのでしょうか?
赤く充血してしまっていましたが……
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