ラブ・アクチュアリーのレビュー・感想・評価
全33件中、1~20件目を表示
恒例のそれ🎄
大好き。公開当時も映画館で観たし、4Kデジタルリマスターを劇場で観られるとのことで前売り買ってわくわくしながら待っていました!12月に入ってからほぼノンストップの仕事でクリスマスは過ぎちゃったけど、滑り込みで鑑賞。毎年観ているので、わかってるのに毎回涙出るの何で。序盤の結婚式のところでもう泣いてた。音楽が好きなんだと思う。
内容についてはもはや語ることはないんだけど、コリンのパート大好き。最近は個性強い役が多いおヒューも3枚目でありながらかっこいい。踊るシーン大好き。あれを笑わずに観られる人いるのか!すでに当時から有名な方も居ながらも大出世している人もいて、1人ずつあげてくとキリがないほど豪華。キーラかわいすぎる。
いわゆる「ロマコメ」で、全盛期に映画を観まくっていたので、当時は数ある作品の一つではあったけど、こんなに何度観ても飽きずに大好きな映画はないかも。
“all i want for christmas is you”も本家よりジョアンナの歌唱が好きなくらい。
アバウトタイムの〜という謳い文句も時代の流れを感じたなぁ。
マグなかったから、キーホルダーとTシャツ買った!
2024年良い締めでした。来年はもっとたくさんの作品を観たいな。きちんと休みが取れますように(切実)
映画館で観ることかなわず
初回も今回も映画館で観ることかなわず、レビューが良かったので配信で観てみました。オムニバスのわちゃわちゃがあるのかと思ったら、うまい具合に心地よい。このストーリーは洋画がはまるなあと思いました。皆、軽やかで楽しそう。今年、ヒースロー空港経由でロンドンに来る機会もあったので、ますますしみじみしました。
男には決断の時がある
こないだ鑑賞してきました🎬
凄い数の登場人物ですが、ちゃんと群像劇として成立していましたね。
リーアム・ニーソン演じるダニエルの柔和な雰囲気や、コリン・ファース演じるジェイミーの不器用ながらも気持ちを伝えようとする終盤のシーンは良かったです😀
デイビッド首相を演じたヒュー・グラントの時にノリノリになるシーンや、ローラ・リニー演じる奥手なサラの感情表現もポイント🙂
中でもジュリエットを演じたキーラ・ナイトレイの美しさは頭一つ抜けてましたね😳
花嫁姿は一見の価値ありです👍
ビル・ナイが演じた破天荒なロックスターであるビリーも憎めない味わいがありました😁
それぞれが迎える結末も、全てがハッピーエンドではないのがある意味現実的ですね🤔
私は1人クリスマスでしたが、この映画を観れて満足でした😁
映画館でこの作品を観るという夢が叶った
何回も観てる大好きな映画が4Kデジタルリマスターで劇場公開されると知った時から「絶対にクリスマスに観る」という鉄の意志のもと鑑賞してきました。控えめに言って最高です!
ビル•ナイ、コリン•ファース、キーラ•ナイトレイと大好きな俳優が3人も出てる上に、ヒュー•グラント、リーアム•ニーソン、アラン•リックマン、エマ•トンプソンまで!おまけにマーティン•フリーマンも!なんて豪華なキャスト!脇を固める俳優陣も素晴らしいんだよな。
クリスマスにまつわる群像劇で実はいろんな人が繋がっているのがだんだん分かっていくストーリー。
ほんとにみんな愛おしんだけど、個人的に好きなのは
コリン•ファース演じるジェイミーとのオーレリアの恋。
ビル•ナイ演じるビリー・マックとマネージャーの友情。
キーラ•ナイトレイ演じるジュリエットへのマークの禁断の片思い。
の3つかな。
コリン•ファースがタイプライターを打ってる姿がめっちゃ絵になるので必見です。ポストカード化希望。こういうちょっと不器用な役ハマるよね。可愛くてカッコいいってずるい!
ファンキーなビル•ナイはなかなか貴重ですごく好きです。なんか憎めないんですよね。裸体が拝めるのもレアなのではwww。こちらもポストカード化希望です。
キーラ•ナイトレイはとにかく可愛いです。兎にも角にも可愛いです。異論は認めません。結婚式のビデオを観ちゃうシーンとマークがボードのメッセージで気持ちを伝えるシーンのキーラ•ナイトレイは鬼可愛いです。キュン死にします。あんな事されたら諦められないよ!
ジョンとジュディのスタンドイン俳優2人がセクシーなシーンのスタンドインをしてるのにピュアでウブに想いを育んでいるのも好きです。
ヒュー•グラント演じるデイヴィッド英国首相がポインター•シスターズのjumpに合わせて踊るシーンも大好きで、このシーンを観るためにこの映画を観てると言っても良いぐらいすきです。ヒュー•グラントのお尻の動きがコミカルで絶対に笑ってしまうwww。
この作品は音楽も素晴らしいのでサントラも必聴です。
ラストのサムの空港での愛の疾走も胸熱です。メイズ•ランナーでイケメンに成長してる姿み観て驚きました。
そして、忘れてはならないのがコリンのアメリカンドリームでしょう。男ならみんな羨ましいと思ったはず!併せてミアの誘惑に負けたハリーを責めることのできる男もいないはず。
勇気という最高のクリスマスプレゼント
劇場初鑑賞。ゴリゴリのラブストーリーというよりコメディ要素強めで笑えてホッコリできるのがこの作品の魅力。
いろんな愛の形を描いており、どれからしら好みの愛や理想とする愛が鑑賞者に当てはまりそうであり、そして鑑賞者の背中を押してくれるような魅力もある。
個人的にはリーアムニーソンのターンが好きかな。
クリスマスは大切な人と過ごす美しさも好きだが、この作品の様にクリスマスだからこそ想いを伝える美しさ、クリスマスという存在が人々の背中を押してくれる偉大さを堪能できるクリスマス作品である。
夜空はキミへの滑走路
もっと老若男女向けと思ったら、結構お下品なのね。笑
外国人の顔を判別するのが苦手な自分としては、登場人物の多さに苦戦しながらの鑑賞。
話が切り替わるたび、このキャラはどういう話だっけ、と一瞬迷う。
それでも中々に楽しく見られたのだけど、こんなに必要だったかは少し疑問。
一番好きなのはサムの小さな恋の物語で、空港を疾走するシーンは定番ながら応援せずにいられない。
キスが返ってきた時はハイタッチしたくなった。
次点はジェイミーとオーレリアのいーあるふぁんくらぶ。
年齢の割に青すぎるが、最後に妹と父親にもキスされるのはギャグとしても家族になるという意味でも素敵。
三番目は横恋慕のマークで、フラれっぷりがいい奴過ぎて彼の幸せを祈ってしまう。
ただ、文化の違いかもだけどジュリエットがキスをしてしまったことで、今後の3人の関係が不安に…
公務に私情持ち込みまくりの首相はオチも好きだったが、ナタリーをイマイチ好きになれず。
護衛が良い声で歌い出したのは笑いましたが。
気になる点の筆頭としては、ハリーの浮気関連はあれで終わりでよいのかということ。
また、サラが可愛らしかっただけに無かったことのようになる結末は残念。
色んな形を見せたい意向は理解するけど、ロックスターの話も何故1位になれたか含めて消化不良。
濡れ場の2人も余計かなぁ。
コリンの渡米は明らかに不要で、絶対騙されてると思ってたのにうまくいってるのも意味不明。
あそこまで軽薄な“愛”まで混ぜる理由が分からなかった。
登場人物の多さから話の薄さは致し方ないし、その割に好きなエピソードも多い。
もう少し贅肉を削ぎ落とせてたらより良かった。
盛り上げどこではとりあえずキスさせとけってのも、あんだけ重なると露骨でしたし。
メリークリスマス🥂
19人それぞれの愛のかたちで見せ過ごすクリスマスの話。
クリスマス5週間前からクリスマス当日までをそれぞれの人間にスポットをあて見せる群像劇。
20年前の作品のリバイバル上映とのことだけど配信で鑑賞、配信鑑賞は正直ながら観になってしまうので苦手だけど面白すぎた。
個人的には、“結婚式ムービーで知られた恋心”、“1秒待ってと言っては影に隠れて喜ぶ彼女”、“好きな子が出来ちゃった少年のラストの空港”、と書いたものの全てのエピソード良かったね!…女性としたいフリーターエピソードは別として(笑)
鑑賞中は自然と微笑めるし泣けるしで観賞後は自然と幸せな気持ちなれたで最高でした。
劇場で観ればよかったと少し後悔。
空港は愛に溢れている。メリー・クリスマス!
今年は再映作品が多い。
おかげで見逃していた作品を劇場で観る事が出来た(私は配信で映画を観ないので)。
ミツバチのささやき(1985年公開)
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1999年公開)
ミッション・インポッシブル フォールアウト(2018年公開)
季節のはざまで(1993年公開)
きみに読む物語(2005年公開)
オペラ座の怪人(2005年公開)
グラディエーター(2000年公開)
リトル・ダンサー(2001年公開)
シェイプ・オブ・ウォーター(2018年公開)
2024年12月6日(金)
そして今日、「ラブ・アクチュアリー」(2004年公開)である。
独身の英国首相(ヒュー・グラント)とその妹(エマ・トンプソン)を中心に、彼女の友人(リーアム・ニーソン)とその義理の息子、彼女の夫(アラン・リックマン)とその会社の従業員(ローラ・リニー)、
作家(コリン・ファース)、ロック歌手(ビル・ナイ)、夫の親友に惚れられた新妻(キーラ・ナイトレイ)等のクリスマスまでの5週間の様々な恋愛模様を描く。
Mr.Beanローワン・アトキンソンも登場する。最後にクリスマスの夜に収束して行く展開が見事。
色々な曲が効果的に使われているが、この作品でも効いているのが「Both sides now」である。エマが好きだと言っていたジョニ・ミッチェルのCDを夫からプレゼントされ、夫の不貞を疑い、涙を流しながら「Both sides now」を聴くのである。
曲がかからないがコリン・ファースの台詞に出てくるトレメローズの「サイレンス・イズ・ゴールデン」も良し。
ボードで切ない想いを伝えて、実らない恋でもキーラ・ナイトレイにキスされて「That's enough」ってのも良かったね。
「ノッティングヒルの恋人」や「イエスタデイ」の脚本、監督作「アバウト・タイム」も大好きなリチャード・カーティスなのだが、何でこの名作を今まで見ていなかったのかと言う後悔と、やっとこの映画が劇場で観られて良かったと言う幸福感を抱えて家路についた。
期待度◎観賞後の満足度◎ クリスマスが舞台なので華やかな雰囲気ではあるし、いかにもラブコメな題名ながら、英国映画界の(今や)名優達が紡ぐ地に足の着いた大人の恋愛群像劇。思わず微笑みを誘う。
①実は今回が初見。ヒュー・グランドもコリン・ファースもリーアム・ニーソンもまだ若くて(今に比べたらだけで当時でも立派な中年だけれども)、20年前の映画なんだよね。
当時大変話題になっていたのは知っていたけれど、私も43歳の働き盛りで(コリン・ファースと同い年なので彼も43歳でした)仕事がチョー忙しくて映画を観に行ってるどころではなかったので結局観ずじまいだった。
ただ、当時観ていたらどんな感想を持っただろうな。
②ラブコメは基本的にハッピーエンドで終わるものだし、本作での各恋愛模様もハッピーエンドで終わるものが多いが、ハッピーエンドにはならない恋愛も描かれているのが作品に幅と深みをもたらせている。
③アラン・リックマンとエマ・トンプソンの夫婦の間にできたしこりは恐らく長く続いていくだろう。
群像劇なので各々のキャラクターを深く掘り下げてじっくり描くのには向いてはいないが、エマ・トンプソンは流石に上手い。
ジョニ・ミッチェルの“Both Sides Now”の邦題は『青春の光と影』だけれども、実は「人生の光と影」の方が相応しいことが本作を観て初めてわかった。
ローラ・リニー演じるサラも、2年強想い続けた彼と両想いだったことが分かり付き合いの一歩手前まで行ったが彼女には唯一の肉親として面倒を見なければならない精神障害者の弟がいた(しょっちゅう彼女の携帯に電話が掛かってくる理由もここで分かる)。
クリスマスは弟と過ごすことにしたサラの姿は悲しくも愛おしい。 私も弟が精神障害者だから他人事とは思えなかった。
親友の彼女(奥さん)に恋してしまったマーク。もしやドロドロの三角関係に…と思いきやマークの自制心が清々しい。
こちらも私、経験済み。
だからではないが今でも独り者。マライア・キャリーの“All I want for Christmas is you”も良いが、私の場合、ユーミンの“ダイヤモンドダストが消えぬ間に”“Winds of Winter”、辛島美登里の“サイレント・イブ”かな。女性の曲ばっかりやん。だから、山下達郎の”クリスマス・イブ”加えとこ。
⑥クライマックスに大人達ではなく子供のサムの幼い故の一途な行動を持ってきたのも上手い。
でもそれだけでは薄いドラマになるかもしれないので、コリン・ファース演じるジェレミーの大人の一途な行動を平行して描くのも上手い。
映画的な誇張だとは思うけれどもオーレリアの家族や街の人達がゾロゾロと着いていくのはご愛敬。
『ブリジット・ジョーンズの日記』同様、コリン・ファースのコメディ演技も楽しい。
⑦落ちぶれたロックスター役のビル・ナイもかって人気スターだったことを思わせる色気を今もそれとなく感じさせる好演。
追記:英国だからビートルズの“All you need is Love ”が使われたことに驚きはなかったが、ベイ・シティ・ローラーズの“Bye Bye Baby”が出てきた時にはビックリした。ファンではなかったが、14歳の時に初めて触れた洋楽の曲の一つなので思い出深い曲。でも英国でもベイ・シティ・ローラーズなんてすっかり忘れているだろうと思ってた…
世界は愛であふれてる‼️
こんなに幸せな気分になれる恋愛映画があるでしょうか⁉️いや恋愛映画と言うよりも、"愛" をテーマにした群像劇、オムニバス映画の名作ですね‼️クリスマス直前のロンドンを舞台に、年齢も国籍も違う男女19人が様々な恋愛模様を繰り広げる‼️
❤️秘書に恋した英国首相‼️
❤️同僚に片思いしている恋に臆病なOL‼️
❤️学校一の美少女に振り向いてもらおうと奮闘する少年‼️
❤️少年を応援する妻を亡くしたばかりの義父‼️
❤️親友の妻に想いを寄せる青年‼️
❤️ポルトガル人のメイドに恋する作家‼️
❤️女性社員に想いを寄せられる社長‼️
❤️落ちぶれたロックスターと長年のマネージャーの友情‼️
❤️撮影現場で知り合ったスタンドイン男女優‼️
❤️アメリカに渡り、自らの男っぷりを試そうとする英国人男性‼️
これらの恋愛物語は、ひとつひとつは深みもなく、アッサリしたものかもしれませんが、オムニバスとしてではなく、それぞれの物語が交錯しながら、それぞれのキャラクターがビミョーに接点を持ちながら展開することで、ホントに心温まる物語として輝きを増してくる‼️もうオープニングのヒースロー空港での愛の映像に、ヒュー・グラントのナレーションが被さるだけで幸せな気分になってしまう‼️そしてビル・ナイがノリノリで熱唱するクソみたいな名曲「クリスマス・イズ・オール・アラウンド」やザ・ビーチ・ボーイズの「神のみぞ知る」、マライアの「恋人たちのクリスマス」といった数多くの名曲もホント魅力的‼️サントラ即買いました‼️キャスト陣もヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、エマ・トンプソン、アラン・リックマン、ローラ・リニー、キーラ・ナイトレイ、マーティン・フリーマン、Mr.ビーンことローワン・アトキンソンまで、主役級の豪華キャストがズラリ‼️メインから脇役に至るまで、すべてのキャストが魅力的なのですが、中でも放送禁止用語連発で落ちぶれたロックスターを演じるビル・ナイがサイコー‼️カッコいい‼️たくさんの名場面があるのですが、中でもクライマックスのクリスマスコンサート‼️このクリスマスコンサートを舞台に美少女が歌い踊り、少年がドラムを叩く「恋人たちのクリスマス」、英国首相が秘書と愛を成就し、社長は妻との夫婦の絆を再確認するトリプル構成はホントに素晴らしい‼️思わず観ているこちらまで拍手したくなる‼️そして少年が美少女を空港まで追いかけるエピソードと、作家がポルトガル人メイドにプロポーズするため、メイドの家族その他を引き連れ町中を行進するエピソードを同時に描くクライマックスは、まさに映像のスペクタクルとでも言うべきワクワクと幸福感に満ちている‼️また、親友の妻へ厚紙に書いたメッセージを贈った青年がキスをクリスマスプレゼントされるエピソードも忘れられない‼️そして今度はザ・ビーチ・ボーイズの「神のみぞ知る」が流れる中、冒頭と同じヒースロー空港が映し出されるラストも完璧‼️14年後に公開された続編である「レッド・ノーズ・デイ・アクチュアリー」も17分の短編ながら楽しかったです‼️
Iam actually yours,with love . xxx your ◯◯◯◯♥ ダイレクトだぜ!
Iam actually yours,with love .
xxx your Natalie.
だから、ラブ、アクチュアリー何だね。
『オ◯ル・ユ◯・ニード・イズ・ラブ』
『青春◯光と影』ジ◯ニ・ミ◯チェル
『Sm◯◯th』サンタ◯ この曲は僕が1番凹んでいた時に聞いて個人的に大好きな曲
『タ◯ン・オン・ミ◯』ノラ・ジョ◯ンズ
『JUM◯』ポインタ◯・シスタ◯ズ
『バイ◯バイ◯ベイビ◯』ベイ◯シティ◯◯ーラーズ
『トゥ◯・ロスト・イン・ユ◯』シュガ◯・ベイブス この曲も当時好きだった。
『神◯みぞ知る』ビ◯チ・ボ◯イズ
言わずもがな。
『恋人たち◯クリスマ◯』マライヤ◯キャリ◯言わずもがな。
GoogleLENSは凄い。聞いていても題名までは知らないものが分かる。
つまり、クリスマスじゃなくとも
最後に大団円♥
追記 もう一曲忘れてました。
ホーム◯ア◯ーン2の
オール◯ア◯ーン◯オン◯クリスマス♥
愛の光景
認めたくない人もいるかもしれないが、一番人を悩ませ、苦しめるのは恋愛だと思っている。
片想いに苦しみ、勉強や仕事や趣味に手がつかなくなってしまった経験を持つ人ならば、必ず共感出来るであろうエピソードが散りばめられた秀作だ。
物語はクリスマスの五週間前から始まる。
かつての人気歌手のビリーは自身のヒット曲の焼き直しで復活を狙うが、問題行動ばかりを起こし長年連れ添うマネージャーを困らせている。
犯罪小説家のジェイミーは別荘にこもり執筆活動をするが、お手伝いとして雇われたポルトガル人のオーレリアに恋をする。
互いに言葉が通じないながらも、やがて二人の想いが同じであることが分かってくる。
最愛の妻を亡くした傷心のダニエルは義理の息子サムとの生活を始めるが、サムは手の届かない学校の人気者ジョアンナへの片想いに苦しんでいた。
親友のピーターとジュリエットの結婚を祝福するマークは、実はジュリエットへの恋心を隠していた。
しかしあることから彼の本心がジュリエットに知られてしまう。
デザイン会社の社長ハリーは若手社員のミアにアプローチされ浮気心を起こしてしまう。
そしてハリーが自分のためではないクリスマスプレゼントを用意していたことを知り、彼の妻カレンは深く傷つくことになる。
ハリーの会社で働くサラは同僚のカールに恋をしているが、精神疾患を患っている弟の存在もあり一歩を踏み出すことが出来ない。
そして英国首相のデイヴィッドは公邸の配膳係のナタリーに恋をするが、首相としての立場からアプローチをすることが出来ない。
他にもセックスをするためにアメリカへ旅立つコリンや、セックスシーンのスタンドイン俳優ジョンとジュディの不器用な恋などなど、どのエピソードも個性的で面白い。
そしてどこかで皆が繫がっている。
個人的にはやはりデイヴィッドの存在感が強かった。
様々な縛りのある中で、それでもナタリーにちょっかいを出した米国大統領に真っ向から立ち向かう姿は格好良かった。
かなり出来過ぎのエピソードも多いが、世の中には星の数ほど男女がいるわけで、当然星の数ほど恋愛のパターンもあるのだ。
だからあり得ないと切り捨てられるエピソードはひとつもないのだと思う。
誰だって好きな人に拒絶されるのは怖い。
それでも勇気を出して一歩を踏み出さなければ関係は絶対に発展しない。
勇気を持って行動を起こす彼らにエールを送りたくなるような作品だった。
ヒースロー空港で恋人や家族や友達が様々な形で抱き合う映像には心が暖かくなった。
また観てしまった
もう何回観てるか分からない、大好きな作品の一つ。
なんか年末だしなー、みたいな気持ちで鑑賞。
たくさんの話が出てくるけど、個人的にはオーレリアの物語というか、プロポーズシーンに一番ときめきます。
ああいう場面に、遭遇したい!!!笑
俳優陣も豪華で、みんな素晴らしい。
若い頃からみてきた、ヒュー様の首相らしからぬ首相のダンスシーンやら、ビル・ナイのお下品ロッカーやら、スネイプ先生の最中にあんなナチュラルちょいダメ社長をやったアラン、眩しすぎるキーラ、名前は存じ上げないが、人前で脱ぐ仕事なのにピュアすぎる恋をしたカップルのお二人、リーアムニーソンの、アクション俳優に転向したの?とか思わせる前の知的なパパとか。
もー、何もかもみんな良い笑
子役もめちゃくちゃキュート。
それと個人的に、ビートルズファンでリンデンデビットホールも好きなので、挙式シーンのオールユーニードイズラズは公開当時、劇場で失神寸前でした。
いやー、良かったこの映画つくってくれて。
また幸せな気持ちになりたいときに観ます。
空港には愛が溢れている。
冒頭にこのナレーションが入り、言われてみれば確かにそうだなと感じた。
イギリスを舞台に、様々な人々が愛に正直になり、奔走する映画。
冒頭のナレーションが、ラストの締めの一言でも何ら違和感のないものになっており、結局それは伏線となって最後のシーンへと繋がっていく。
愛には本当に様々な形があり、身分や性別、禁じられた恋や、叶わない恋、それらが同じ時系列で色々な場所で始まっており、最初は時間軸が違うのかな?とも思ったが、後半それぞれのストーリーが繋がっていく気持ち良さと共に、心の温まる構成となっていた。
特に好きなストーリーは、
①キーラ・ナイトレイ演じる新婚ホヤホヤの女性をひたむきに愛し続けている男性のストーリーと、
②母親を無くした少年が、義父と共に学校の好きな子と付き合うために奔走するストーリーかな。
①の男性の告白シーンは、かなり胸を打たれた。
自分だったら、さすがに親友から奪うことは出来ないし、きっと何を言っても無理だと諦めるだろうが、彼のロマンチックな告白と、言いたい事を言って去る際に、女性からキスをされ、“Enough”と一言言うカッコ良さ。
まさに痺れたし、自分もこういうカッコイイ人になれたらなと思った。
②の少年の、好きな子に振り向いてもらうにはバンドや!という、何とも子供らしい考えで、発表会であんなに上手にドラムを叩いてしまうという純粋さとひたむきな努力に天晴れ。
最後空港で女の子になんて言ったのか、凄く気になる所だが、どんなに不格好な一言でも、彼のひたむきな努力と、空港の搭乗口まで追いかける勇気と熱さに、きっと魅了されたのだろうと思った。
最後に、空港ってなんて素敵な場所なんだろうなと、改めて気付かされた。
冒頭に言われた時には確かになぁと思った程度だったが、ラストのシーンでとてもそう感じた。
空港には、勿論別れの悲しみもあるだろうが、大切な人と再開の喜びを分かち合う場所でもあるのだなと、何だか無性に空港に行きたくなった。
かなり有名な俳優陣が出ており、見た事のある人達ばかりだった。
勿論スターの演技はどれも良く、特にビル・ナイ演じるビリーマックのキャラクターが物凄く好きで、あの適当な感じと、だけど真剣に一人の男性を想う純粋さを演じ分けれていてとても良かったと感じた。
クリスマスの時期にぴったりな映画だと思ったので、またこの時期に見てみたい。
何かを叶えるために、最後に全力で走ったのはいつだろう。
文句無しに、傑作です。そりゃ突っ込みどころもあるかもですがいいじゃないですか、奇跡を信じたって。夢見たって。
優しい気持ちになれる愛のオムニバス。こんなご時世だから余計、心のビタミン剤として鑑賞をオススメしたいですね。お気に入りのエピソードを大切な人と語り合うのもいいと思います。
ジョアンナを“愛でブッ飛ばす”ために彼女に想いを寄せる少年が空港を駆け抜けるシーンでいつも号泣です。クレヨンしんちゃんのオトナ帝国でもそうですが、ピュアな動機でひたむきに走る少年のその姿に、シンプルに感動します。
幸せな気分にしてくれる映画
主役級の俳優がどんどん出てきて、最初は誰が主役なんだと思って見ているうちに、特に主役は設定せず、すべてのカップルがハッピーエンドになる映画なんだと分かってきた。結果的には1組のカップル(同じ職場の同僚で、彼女の弟が精神疾患)を除いてそういうことになったが、なぜ1組だけ結ばれないようにしたのだろうか?もしかして、ここがいちばん言いたかったのかな?クリスマスは自分をいちばん必要としている人と一緒にいるべきとか?
それはともかく、どのエピソードも非常に面白かった。一つのエピソードだけでも一本の映画になるのではないかと思える位であったが、逆にエピソードが多すぎて興味が分散され、結果的に映画全体の印象が薄くなってしまった感も拭えなかった。木を見て森を見ずかな?
※その他
お葬式の場面でベイ・シティ・ローラーズの映像が流れたが、もちろん彼らはイギリス出身だが、日本だけでしか人気がないのかと思っていたが、本場イギリスでも人気があったんだと改めて認識した。
私達は愛を失ってなんかいない
I have a sneaky feeling that love actually is all around.
冒頭の主人公の1人のモノローグ。この作品に込められたメッセージだ。
2001年の9.11テロ以降、世の中には憎しみや復讐が溢れているように見える。でも、クリスマス時期の空港に行けば、愛で溢れた人々で一杯だ。「本当は愛って今もそこらじゅうにあるんじゃないだろうか。」
群像劇の中で、親子、夫婦、恋人、友人、などなど色々な愛情のやり取りが描かれる。そこには軽かったり危険な愛も含まれている。なぜ?
その理由は、エンディングの無数の愛情に満ちた人々のカットが重なっていく画面を見ると分かる気がした。倫理的な判断は別として、私達にはまだ人を愛する気持ちがある、愛することを諦めないで生きていこう、ということを訴えるためだと。
美人さんのヌードショットがやたら長いw。これは男性陣へのクリスマスプレゼントだと思ったw。
幸福感と空虚感
約4年ぶりくらいでしょうか2度目の鑑賞です。
鑑賞中はストーリーひとつひとつに胸打たれ、少年の純粋に人を想う過程に涙ぐみ、デザイナーのメガネイケメンの肉体美と顔の造形美にシンプル興奮し、親友の新妻となった想い人への沈黙の告白にまた涙、、
作中に登場する人々の愛への衝動やその向き合い方に触れる度、映画の中の幸福感と自分の生きる現実の空虚感とが入り乱れて、自分が人として失っている何かがあることに気づかされます。
また4年後に見ます。
そのとき自分の生きる世界はどうなっているのかなー
全33件中、1~20件目を表示