「旅の始まり」ロード・オブ・ザ・リング 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
旅の始まり
「ホビット」公開前に、久し振りに鑑賞。
J・R・R・トールキンの古典「指輪物語」を映画化した超大作ファンタジー3部作。
世界を滅ぼす力を持つ冥王の指輪。
思いがけずその指輪を手にする事になったホビット族のフロドの、世界の命運を賭けた苦難の旅。
第1章「旅の仲間」では、旅立ち、旅の仲間の結成、そして仲間たちとの別れまでが描かれる。
それにしても、この映画が公開されてもう10年も経つとは!
公開時は丸3年、旅の行く末をワクワクして見守ったものだ。
ピーター・ジャクソンが持てる全ての才能をフル稼動し圧倒的な映像で、我々を“中つ国”へ誘ってくれる。
全てが見せ場なのだが、特に好きなのが“裂け谷”での会議シーン。
“滅びの山”に指輪を葬る為、その危険を誰が背負うかで各種族が言い争う中、フロドが名乗りを上げる。
勇気って力とか体の大きさじゃない。小さな小さな種族の小さな小さな勇気が大きな大きな希望に繋がる事だってある。
久し振りに見ても最高に面白い、これぞ本当の史上最強のファンタジー。
その興奮が新たな物語としてまた見れるなんて、何とも嬉しい。
> この映画が公開されてもう10年も経つとは!
それが、もう20年になりましたよ。IMAX版、俺に本作を観せてくれてありがとう! です。
> 公開時は丸3年、旅の行く末をワクワクして見守ったものだ。
今回は、より短い期間で一気観できるようで、ワクワクしてます。
ナイスレビューありがとうございます!本当にすごいですよね!^ ^
世界最弱者のホビットが世界を救う使命を与えられる訳ですからね。
このテーマ、本当に最高です。感謝!
ピーター・ジャクソン監督が指輪物語に感銘を受けたのが17歳。
アニメ公開は19歳時の計算になりますから、そりゃあ落胆したでしょうねぇ。1番、多感で反応も良い年齢ですものね。
私はアニメを見たのが小学生でしたからディズニーやジブリを見るような感覚でフツーに見てましたが、中学生で初めて原作読んで酷評の理由がわかったものです。
アニメのアラゴルンやボロミアはコナン・ザ・バーバリアンかバイキングですよ(笑)
小説では訳が「ストライダー→馳男」だったのが衝撃だったw
無理矢理、邦訳しなきゃならない時代だったのでしょうね。
ピーター監督には、深く深く感謝です^ ^