劇場公開日 2004年3月6日

イノセンスのレビュー・感想・評価

全44件中、41~44件目を表示

3.5絢爛。

2013年9月1日
フィーチャーフォンから投稿

寝られる

眠くなっていいんです。つまらなくて退屈でいいんです。
一見難しそうな内容も、
「対象が人形であれ犬であれ、人はひとりでは生きていけない」

という映画であることさえわかればいいんです。
眠くて退屈な映画に尋常でないエネルギーがかけられていることを知れば、これがある意味この上なく贅沢なことだと思うのです。

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がらだま

5.0中身はともかく

2013年3月7日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

怖い

興奮

知的

綺麗が詰まってる。
美術館にいる気分です。
それだけで5.0

中身は難しい事言ってるようで、大した事は言ってないんじゃないかな。中身に点数付けるなら、2〜3.0くらいかな

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つるり

4.5押井守の集大成

2010年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

興奮

知的

難しい

まずはなんといっても映像が凄い。今までも押井作品は常に映像表現の最先端をいっていたけど、今回はまたまた凄い。全編どこを切り取っても、映像だけで酔ってしまいそう。1回目の鑑賞は映像を追いかけるのに精一杯。ただ、映像にこだわったぶん、ストーリーはかなり小さくまとまってしまったような気も。加えて相変わらずの哲学性・作家性がたっぷりで、タイトルでは隠しているけどやっぱり続編モノだから、前作未見の人には相当厳しいのではと……。

驚異的な映像と「人はなぜ自分に似せた人形を作るのか?」という哲学的テーマの融合、そして一応の(?)ストーリー性もあり(ちょっと繰り返しが多い気もしますが)、これまでの押井守の集大成的な味わいもする作品でした。

しかし、このクオリティは何年たっても色あせないでしょうね。個人的に監督のファンなのでめちゃ贔屓な評価ですけれども。

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α

2.5設定が大きすぎ・・・。

2008年7月13日

 15分間の(映画を観る前の)予備知識編は面白かったのに・・・。残念、本編が面白くなかった。
 抱えている設定が大きすぎて、細部まで(その時代の様式が)整備されてい気がする。<電脳>のアイデアはいいが、何故そうならなければならなかったのか、の必然性がやや曖昧。その時代に到達するまでの経過がよく見えないので、(生活感という意味での)リアリティに欠けていた。
 だから、建物や乗り物などの建造物はよく描けていても、人間などの(生き物)はぼやけてしまっていて、感情移入できない状態に陥ってしまう。「生きる目的すら見えない時代なんだ」と逃げることなく、しっかりと人間(のようなクリ-チャ-)を生かして欲しかった。
 とはいえ、映像はきれいでよくここまで・・・とそのデザイン的センスに目を見張るシ-ンは多々あった。
 スト-リ-に力を入れればもっと良くなると思う。『スカイ・クロラ』に期待。

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澤駿