「黒いアイツが迫りくる!」グエムル 漢江の怪物 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
黒いアイツが迫りくる!
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これ、久しぶりに見たけど面白かったな〜。殆ど忘れちゃってたから、新鮮に楽しめました。
漢江に現れた怪物と、家族が戦うコメディタッチの映画っていう印象だったけど、それだけじゃなかった。
さすがに二十年近く前の作品なんで、CGで若干見劣りする部分はあるけど、迫りくる気持ち悪さは十分に体感できました。あの、黒いヌメッとした感じが、如何にもな怪物って感じですね。
冒頭の部分から、環境破壊ってのも訴えられているような・・・
そして反アメリカ?毒物を川に流そうとしたのも、偽情報のウイルス汚染危機を広めたのも、細菌兵器の使用を勧めたのも、全部アメリカ側だったもんね。
【ネタバレ】
コミカルな雰囲気を漂わせながらも、要所要所で切ないところを盛り込んでいる。
オヤジが亡くなるところも切なかったし、何より最後で、娘があんな風になってしまったとは・・・。
娘の助けた少年との一幕で、ホッとできるラストは良かったな。
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