劇場公開日 2006年9月2日

「漢江に正体不明の巨大怪獣現る‼️」グエムル 漢江の怪物 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0漢江に正体不明の巨大怪獣現る‼️

2023年8月3日
スマートフォンから投稿

泣ける

楽しい

興奮

何が凄いかって、出し惜しみなく怪物が出てくる出てくる‼️主人公の一家が売店を営む河川敷をドタドタと走りまわり、通行人を喰いまくる‼️何という凄まじい地獄絵図でしょう‼️これを第一の見せ場として、病院からの脱走シーンとか、雨の中、一家が怪獣と散弾銃で対決、父親が壮絶な死を遂げるシーンなど、エネルギッシュで躍動的な映像がホント印象的です‼️そしてクライマックス‼️ホームレスの男が怪物へガソリンを浴びせ、弟が火炎瓶で追い込み、妹がアーチェリーの火矢で火だるまに、河へ逃げようとする怪物を主人公がポールで串刺ししてトドメを刺す‼️こんな怒涛の演出が出来る監督が韓国にいるなんて‼️「パラサイト 半地下の家族」もいいんだけど、やっぱりポン・ジュノ監督は「殺人の追憶」と「グエムル」だなぁ‼️モンスタームービーとしてだけではなく、幻の娘が加わった束の間の団欒シーンとか、雪の夜に主人公が "新しい息子" と食事をする美しくも苦いラストシーンまで、ジュノ監督の演出は韓国の底辺に生きる人々への深い愛情に満ちてますよね‼️そして怪物vs人間の戦いに加え、怪物と接触した者たちのウィルス感染と隔離の物語も同時進行し、ブラック・ユーモアも満載で、コロナ禍の現在、必見の傑作だと思います‼️

活動写真愛好家
りかさんのコメント
2023年8月31日

本作も観ていてレビュー冒頭、頷きながら拝読いたしました。
韓国映画、情け容赦無く殺していくから、グロさ半端なく。この怪獣も気持ち悪く。

りか