「たしかに、韓国版ゴジラ」グエムル 漢江の怪物 yoneさんの映画レビュー(感想・評価)
たしかに、韓国版ゴジラ
監督のポン・ジュノさんが元々学生運動やってた影響か、反政府的な思想の強い作品。
テーマは日本のゴジラと似てる。
韓国の政府や軍や警察、米軍が間抜けに描かれているのは明らかに意図的だろう。
作品自体はテンポも良くて最後まで飽きさせない。
一気にラストまで観ることができました。
ただ、最後の怪獣倒す兵器が毒ガスってのはなんか雑・・まぁ、エージェント・イエローという名前の通り、米軍への皮肉ではあるんだろうけど。
こんなので倒れちゃうんだ?って感じではあった。
ストーリーは、怪獣退治よりも拐われた主人公の娘を救う中での家族の物語。
この娘がこの家族の核。最後残念な結末だったけど、この娘が助けた男の子を主人公が引き取るのは自然な流れだったんだろう。
あと、10%くらいコメディが足されてた感じかな。
怪獣もよく作り込まれたCGで、程よく気持ち悪くて良かったし、重すぎず軽すぎず、ちょうど良い塩梅の作品でした。
コメントする