「ディカプリオは良い役者さんだと思いますが・・・若い頃の評価は不遇ですね。」ギャング・オブ・ニューヨーク よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ディカプリオは良い役者さんだと思いますが・・・若い頃の評価は不遇ですね。
19世紀初頭のニューヨーク。アイルランド移民の子として、父の仇であるギャングに挑む主人公を描く物語。
レオナルド・ディカプリオとキャメロン・ディアスの共演が話題の作品でした。
当時の街並みの再現に驚きはありましたが、それだけの作品でした。
当時の世相や文化に無知な日本人としては、戸惑う部分が大きかったのが理由の一つでしょう。
逆に、知らないことを知ることが出来た・・・と捉えることも出来るのですが・・・
ディカプリオとディアスの共演で、ラブストーリーに振られたことも大きなマイナスでしょうか。
物語としては、ディカプリオの復讐譚をしっかりと描くべきでした。ラスボスを演じたダニエル・デイ=ルイスは、それに相応しい素晴らしい演技をしていたので、とても残念に感じました。
蛇足ですが、ダニエルが「主演男優賞」にノミネートされたことは、かなり不愉快。この映画の主役は誰がどう観てもディカプリオ。それなのにダニエルを「主演」にノミネートしたことにアカデミー主催者の底意地の悪さを感じてしまいました。
私的評価はやや厳しめです。
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