ジョージ・マイケル 素顔の告白のレビュー・感想・評価
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好きなイギリスのミュージシャンを挙げよと言われ、ジョージ・マイケル、エルトン・ジョン、フレディ・マーキュリーと答えたあなたはもうゲイの道に入ってます・・・
昨年(2005年)あたりからゲイの映画が多くなってきていますけど、これはリアルなドキュメンタリー。エルトン・ジョンやジョージ・ボーイ、そしてマライヤ・キャリーもコメントしていました。考えてみると、ゲイであるミュージシャンは圧倒的にイギリスが多いのかもしれません。 1991年にクイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーがエイズであることをカミングアウトして翌日に亡くなったニュースは衝撃的でした。その頃、ジョージ・マイケルの恋人もエイズに感染し、彼もかなり悩んだのでしょう。そこから苦悩の日々が続き、所属レーベルのソニーを訴えたり、トイレで逮捕されたり、本業以外で目立つようになってしまいました。 映画ではアメリカだけ1位を獲得できなかったことや、ブッシュ大統領の出現で方向性も変わってしまったことが描かれてましたが、放送禁止となったブッシュ批判のミュージック・クリップでは溜飲が下がりました(さすがに映画でもちょっとだけ)。 本人も気に入ってるライブ映像がいくつか流れるのですが、最も良かったのはフレディ追悼コンサートのシーン。そして、しみじみと歌う反戦歌では思わずウルっときてしまいました。デビュー当時のワムはそれほど好きではなかったのですが、彼の軌跡を辿り、懐かしのヒット曲が次から次へと流れるとやはり偉大なミュージシャンであることがわかります。彼と同年代であるだけに嫉妬心さえ・・・
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