「この映画の構成、物語を考えた人は天才かと思わせるそんな作品であった...」エターナル・サンシャイン 慶次郎さんの映画レビュー(感想・評価)
この映画の構成、物語を考えた人は天才かと思わせるそんな作品であった...
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この映画の構成、物語を考えた人は天才かと思わせるそんな作品であった。
クレメンタインはジョエルと喧嘩した衝動で、一部的に記憶をなくせるというクリニックにジョエルとの思い出を消してほしいと依頼する。
クレメンタインが記憶除去したことを知ったジョエルは憤りを抑えきれず、自分も記憶除去してほしいと依頼するが、その施術中に消えていく思い出の中でやはりクレメンタインがすごく大切だったことを思い出す。
そして、施術中断を懇願するが頭の中なのでその想いも虚しく届かない。
ラストは記憶を失った二人がまた出会い、恋をするという素敵なエンディング。
序盤から伏線もいくつも張られてあり、エンディングも構成も素晴らしく、本当に名作だと感じた。
主演はコメディのイメージが強いジムキャリーだが、コメディ色は一切なく寂しげな男を見事に演じきった。
邦画の恋愛映画では出せないラブストーリーであった。
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