「だとしても、その時までは」エターナル・サンシャイン uzさんの映画レビュー(感想・評価)
だとしても、その時までは
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公開当時は知らなかったが、リバイバルの予告に惹かれて。
2人の出会いから始まり、アバンが終わるとクレメンタインが記憶を消している。
彼女の距離の詰め方は日本では成立しないだろうな。
それでも美人にあんな接し方されたら男は弱い。
事実を知り、自らも記憶を消そうとするジョエルだが、この担当スタッフがかなり不快。
勝手に飲み食いするし、いちゃつくし、パトリックに到っては業務上寝盗り案件(?)だよ。
記憶の中で意識があって動き回れる、というのはそういうものとして受け入れるしかない。
しかし中盤まではなかなか退屈。
ジョエルが心変わりして、クレメンタインと逃げようとするあたりから面白くなる。
正確には、幼児退行の演技から、かな。笑
“閉じ込めた記憶”の筆頭が母に自慰を母に見られたこととか…。
20年前の作品なので演出処理にややチープさはあるが、映像表現の発想も際立って良くなった。
そこにメアリーの件が重なり、その流れでアバンが未来の話でした、と繋がるのは見事。
距離の詰め方もそれ故か、とも取れるし。
「たとえまた飽きられるとしても」というオチも悪くない。
でも、終盤ビミョーに引っ張った割にスッキリせずに、少しモヤモヤした。
プロットはよいのだけど、感動とかまではいかない。
主人公はじめ背景がまったく描かれない上、キャラ的にあまり魅力がないからだろうか。
最後はメアリーが一番可哀想に思えてしまった。
着想が興味深かっただけに、もう一歩整理されてたらなぁ、と惜しく感じた。
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