「ヒルマ」を配信している動画配信サービス(VOD)
「ヒルマ」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!
自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「ヒルマ」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「ヒルマ」の配信サービス一覧
| 配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
|---|---|---|---|
| | 見放題 | 月額600円(税込)~ | 今すぐ見る |
「ヒルマ」の配信サービス詳細
おすすめポイント
Prime Videoで幅広い種類の映画、TV番組、ライブTV、スポーツを今すぐ視聴。いつでも、どのデバイスでも、高品質なコンテンツをストリーミング再生。
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
30日間
月額料金
月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能
特典
(ポイント付与等)
Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる
支払い方法
クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)
映画作品数
20,300本以上
ドラマ作品数
3,200本以上
アニメ作品数
1,200本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介
レビュー
きりんさん
投稿日:2026-01-14
乳白色の光。
丸いセードの石油ランプが、冒頭幾度も印象的に映る。
― それが物語の幕開けです。
昨年、国立近代美術館で対面したヒルマの絵も丸かった。
それは天然の貝や、葉っぱや、円弧や、明るい日輪の模様が刻まれていたもので。
そして彼女の絵は「ランプのように内側から光を放っていた」。
伝記映画としては二作目のものだ。
前作は「見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界」2019年.ドイツ
ヒルマ・アフ・クリントの回顧展が世界中を巡り、いままさに彼女は美術界の仰天の中心にあるのだけれど。
・・だからそれを追って、この伝記映画も、どうせ流行りでインスタントに急誂えで作られたのだろうね?と、僕は高をくくっていた。
いやいや、この映画はここまで丁寧に、実に細心の注意を払って作り込まれた良作です。
ヒルマがどのようにして「生命」や「輪廻」や「霊魂」の力に支えられてあの大作の制作に勤しみ、かたや「理屈」と「力」と「予算」にしか価値を見出せない古い価値観の男社会の中で、女たちが原始の力に目覚めていったのかが良くわかるストーリーです。
ルドルフ・シュタイナー。形無しでした。
東京に学園がありましたね。
◆日本での回顧展は、形こそグッゲンハイム美術館のような「“外見”での螺旋の神殿」は叶わなかったけれど、
しかし国立近代美術館の、
・どこまでも高い夜空のような漆黒の天井の、その地底の一番広い大広間に、
・その真ん中にこそ、今まで見たこともなかった巨大な柱を立てて、
・その柱の周りを巡りながら、カーバ神殿のごとくに!我われ観客にヒルマの大作を歩かせて巡らせたのは
あれは稀代の「展示プロデュースの快挙」であったと思う。
あそこでは
鑑賞ではなく礼拝が起こり、
理解ではなく霊界との交信が起こった。
ヒルマの気持ちが美術館の運営陣には通じたのだ。
( 僕は見た。絵の前で腕を十字に切ったり、絵に向かって手を振っている観客がいたこと)。
外側の壁への (=従来のどこにでもある展示の仕方ではなく)まさに「霊魂の内側へと内側へと」ヒルマの願ったものを掲げようとした美術館スタッフ!
日本の美術館は、グッゲンハイムに勝って、ついにヒルマの求めた神殿の構想に、こんなにも見事に応えたと思う。
◆そして監督は、まさかのラッセ・ハルストレムでした。
渾身の思いで、よくぞ監督は同郷スウェーデンの偉人にここまで迫った。
不遇の中みまかり、ついに暗い地中から60年目に芽を吹いたヒルマの復活を、ハルストレムはあのようにスクリーンに輝かせました。
映画作りにおいて、絶えず「人とその運命の物語性」を活かしてきた、彼ならではの傑作です。
⇒ ヒルマを演じたトーラ・ハルストレムは、ラッセ・ハルストレムの実の娘。
晩年のヒルマは、ラッセ・ハルストレムの妻レナ・オリンが演じています。
家族ぐるみでそうせざるを得なかったのだろう監督の「はやる思い」がこんなにも心に迫ります。
あの世で、ヒルマ本人がこの映画をどんなにか喜んでいるだろうかと想像します。
丸いセードの石油ランプが、冒頭幾度も印象的に映る。
― それが物語の幕開けです。
昨年、国立近代美術館で対面したヒルマの絵も丸かった。
それは天然の貝や、葉っぱや、円弧や、明るい日輪の模様が刻まれていたもので。
そして彼女の絵は「ランプのように内側から光を放っていた」。
伝記映画としては二作目のものだ。
前作は「見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界」2019年.ドイツ
ヒルマ・アフ・クリントの回顧展が世界中を巡り、いままさに彼女は美術界の仰天の中心にあるのだけれど。
・・だからそれを追って、この伝記映画も、どうせ流行りでインスタントに急誂えで作られたのだろうね?と、僕は高をくくっていた。
いやいや、この映画はここまで丁寧に、実に細心の注意を払って作り込まれた良作です。
ヒルマがどのようにして「生命」や「輪廻」や「霊魂」の力に支えられてあの大作の制作に勤しみ、かたや「理屈」と「力」と「予算」にしか価値を見出せない古い価値観の男社会の中で、女たちが原始の力に目覚めていったのかが良くわかるストーリーです。
ルドルフ・シュタイナー。形無しでした。
東京に学園がありましたね。
◆日本での回顧展は、形こそグッゲンハイム美術館のような「“外見”での螺旋の神殿」は叶わなかったけれど、
しかし国立近代美術館の、
・どこまでも高い夜空のような漆黒の天井の、その地底の一番広い大広間に、
・その真ん中にこそ、今まで見たこともなかった巨大な柱を立てて、
・その柱の周りを巡りながら、カーバ神殿のごとくに!我われ観客にヒルマの大作を歩かせて巡らせたのは
あれは稀代の「展示プロデュースの快挙」であったと思う。
あそこでは
鑑賞ではなく礼拝が起こり、
理解ではなく霊界との交信が起こった。
ヒルマの気持ちが美術館の運営陣には通じたのだ。
( 僕は見た。絵の前で腕を十字に切ったり、絵に向かって手を振っている観客がいたこと)。
外側の壁への (=従来のどこにでもある展示の仕方ではなく)まさに「霊魂の内側へと内側へと」ヒルマの願ったものを掲げようとした美術館スタッフ!
日本の美術館は、グッゲンハイムに勝って、ついにヒルマの求めた神殿の構想に、こんなにも見事に応えたと思う。
◆そして監督は、まさかのラッセ・ハルストレムでした。
渾身の思いで、よくぞ監督は同郷スウェーデンの偉人にここまで迫った。
不遇の中みまかり、ついに暗い地中から60年目に芽を吹いたヒルマの復活を、ハルストレムはあのようにスクリーンに輝かせました。
映画作りにおいて、絶えず「人とその運命の物語性」を活かしてきた、彼ならではの傑作です。
⇒ ヒルマを演じたトーラ・ハルストレムは、ラッセ・ハルストレムの実の娘。
晩年のヒルマは、ラッセ・ハルストレムの妻レナ・オリンが演じています。
家族ぐるみでそうせざるを得なかったのだろう監督の「はやる思い」がこんなにも心に迫ります。
あの世で、ヒルマ本人がこの映画をどんなにか喜んでいるだろうかと想像します。
鑑賞日:2026年1月10日 VODで鑑賞
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