タンクのレビュー・感想・評価
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暗示、もしや…
大佐救出のため、3人の部下とティガー1台で特殊任務に当たる少尉。少尉の妻と大佐のシーンが幾度かフラッシュバック、大佐とは個人的知り合い?、大佐がソ連のスパイではないか、炎に何かあるのか、橋の上でなぜ助かったのか、これは罠ではないか等など、所々結末を暗示させる展開。単独で救出に行くこと自体怪しい任務ではあるが、やはりあの時死んでしまっていたのか。魂だけが彷徨ってしまったのは命令だからと言い聞かせて封印していた過去の虐殺に対して、死んだ友人から、地獄行きの宣告をされたかったからかもしれない。英語ではなくドイツ語が良かった。
ドイツ人は今も贖罪に苛まれているのか
まあ、話はわかる(笑)、
戦争ホラー・サスペンス映画
本作を映画『フューリー』や『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』のような戦車の無双劇や派手な戦闘シーンを期待して観るならば、間違いなく肩透かしを食らう映画です。しかし、画面に漂う「ミリタリー的な不自然さ」を、主人公の精神の綻びとして読み解けば、冷徹でかつ慈悲もない反戦映画と観ることもできます。
この映画は物語が進むにつれ、軍事マニアほど首を傾げるシーンが続出します。なぜ貴重なティーガー戦車1両が単独で無謀な救出任務に就くのか。なぜ1943年にはまだ存在しないはずの天敵SU-100が現れるのか。なぜアインザッツグルッペンが敵地で活動しているのかなど。
実は、これらの違和感こそが本作の核心です。この旅路には最初から軍事的な意味など存在せず、一連の本編はドニエプル川で焼死する数秒間に主人公が見た「幻想」だったのだと気づかされます。
主人公は過去、スターリングラードで上命による民間人の虐殺を行っています。劇中、遭遇したアインザッツグルッペンの上官が言い放つ「この光景に見覚えがあるだろう」というセリフは、本作において主人公から剥ぎ取られた免罪符です。彼の「命令に従っただけだ」という盾は、死後の世界では何の役にも立ちません。ハンブルクの空爆で家族を失った悲劇すらも、大佐から「お前の犯した罪の報い(因果応報)」と断じられるシーンは本作の白眉と言えるでしょう。
そして何より、最前線のはずの戦場がなぜこれほどまでに「静か」なのか。この異様な静寂は、そこがもはや生身の人間が争う現実の戦場ではなく、外部の干渉を拒絶した主人公一人だけの「魂の独房」であり、地獄へと続く道であることを示唆しています。
ドイツ制作らしい徹底した自己批判と内省が、最強の戦車ティーガーを「逃げ場のない鉄の牢獄」へと変貌させました。SU-100に追い詰められ、過去の罪を突きつけられ、最終的に自分がすでに死んでいることを悟るまでのプロセスは、アクションではなく「精神的スリラー」として秀逸です。
スカッとする戦車戦を求めるなら物足りませんが、鋼鉄の装甲の中に閉じ込められた「人間という罪深い存在の終着点」をテーマとした、戦争ホラー・サスペンスとして見れば、非常に興味深い一作です。
戦争アクションと思いきや‥
見応えある戦車戦
邦題が タンク なのは、気になります。けど、
戦車戦のリアルを感じることが出来る作品です。
救われないストーリーで、戦争の悲惨さを
表しているけれど、橋の戦闘シーンに比べ、
救出作戦が長いので、結論はちょっと勿体ない感じ。
U BOATのような重厚な作品にできそうな素材なだけに。
服従するは我にあり。
邦題が「タンク」って…。
なぜ、原題の「ダー・ティーガー」でいかなかったんだろう?
製作がドイツであり、戦車マニア向けに十分アピールできる映画なのに。。。
登場したティーガー戦車はレプリカ(内観は別のT-55戦車。外観は似せた)らしいが、
なんちゃってマニアの自分にはそれほど気にならず。
キャタピラの音などのシズル感や
戦車長の指令の元、戦車兵たちが戦闘行動する様子も楽しめた。
(「戦車兵のチョコ」が登場するとは思わなかった)
映画的には戦車兵たちの人物も描けていたし、映像はよくできていて面白かったし、
退屈はしなかった…ものの…
(以下ネタバレ)
ただ映画のストーリー(描く物語の部分)は特に刺さらなかった。
さらにいうなら「おお、ここを描いてきたか」というテーマの目新しさは
あんまり感じなかった。
そのテーマとは「命令に忠実だった兵士たちに責任はあるのか」、
「戦争は兵士から考える意思と善悪の判断を奪っていく」といった
これまでも戦争映画で描かれてきたありがちなやつ。
(「フルメタルジャケット」とか。日本映画だと「私は貝になりたい」とか)
冒頭からずっと伏線はりまくりだったので、
映画の主題や結末は早い段階で想像できた。
たとえば戦車長からの命令に対する部下の戦車兵たちの従順さ(絶対服従)や
「戦車長への解任動議」のシーンの決着のつけ方とか。
また、一部戦闘のウソっぽさも、そういうことだったんだろうな…という感じ。
(最後の戦友同士の語らいもいまいち刺さらなかったし)
あえていうなら、「因果応報」というのが加わったことかなぁ。
ここまで「心に残らなかった」と書いてこういうのもおかしいが、
いずれにせよ退屈はしない映画だったことは確か。
見て損した感はない。
内容も評価も騙された感
人気上位ランクだったので視聴したけど
集中できなかったので詳しく理解してませんが、自分が死んでいることに気づかず、命令を遂行する事に一生懸命だったのかな?
他の作品にも同じストーリーで最後には納得、感動できた因果応報や復讐ものでオモシロイものはありましたが、コチラは良く分かりませんでした。
ただ暖炉の形が変だなとは気づきましたけど😅
チョット時間を無駄にしたと後悔してます
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