96分のレビュー・感想・評価
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【いや、悪いのは犯人だから】
多数を救えなかったと自分を責めるのも、警察を恨むのも違う。
だから復讐する、という発想もやはり間違っている。
事故がテロである以上、どう考えても悪いのは犯人だ。
しかし本作では、その前提を誰も正そうとしない。
登場人物が全員どこかでズレていて、なぜ責任を背負い、なぜ復讐に向かうのかが噛み合わず、感情移入しづらかった。
ただし演出面は優秀で、乗客が必要以上に騒がず状況が把握しやすい点は好印象。
派手な映像がなくても緊張感は十分にある。
だからこそ、論点のズレが惜しい一本だった。
香港映画!
台湾映画恐るべし!まさに「スピード(鉄道版)」ここにあり!
いや〜面白かったと思うけどな〜。なんでこんなにレビューの評価低いんだろう?
台湾映画スゴイですね。爆発による凄惨な場面を見せつけてくれました。
冒頭、時限爆弾の解除に奮闘する刑事。ハラハラドキドキの緊迫感で魅せてくれます。やっとの事で解除した爆弾だが、実はほかの爆弾の起爆スイッチになっていた。デパートで爆発が起き、複数の被害者が出てしまう。やる事がえげつないったらありゃしない。
3年後、デパート爆破事件における被害者達の家族を乗せた電車に、再び、爆弾の恐怖が襲い来る。
【ネタバレ】
まぁ、電車が舞台ってことで「スピード」と言うよりも「新幹線大爆破」のほうが近いかな。
でもこの作品、単なる爆弾もののパニックムービーでは収まらない深さを感じました。
色んな個性ある乗客達の人間ドラマってのも、この手のパニックムービーには付き物です。
直接、爆発の被害にあったわけではなく、逃げるときのパニックで母親を亡くしたという青年の話は切なかったです。同じ年代であろう主人公の母親を守る場面はホンっと感動的だった。
2台の電車が連動して爆発の危機にあるって設定も、よく出来てるなって思いました。
容赦なく爆発される様も、この手の作品にしては珍しいですよね。何より真犯人の素性が中々明かされないミステリータッチのところも良かったです。
この真犯人ってのが、巧みに人の弱みに付け込んで、第三者を犯人に仕立て上げる。そのカラクリに感心する反面、汚いやり方にイライラも満点でした。
結局、犯人側にもそれなりのやるせない理由ってのがあったわけですが、だからってね〜。いささか、被害が大きすぎるだろうってのも、ちょっと思いました。
ただ最終的には、殺してくれ〜、なんて犯人も辛かったんだろうってのが若干感じられたのは救いだったかな。
最後、主役の男性が死を呈して、家族を含めた乗客を助けます。
今までは、こういう自己犠牲、人を助けるために死んでしまうヒーローの作品が大好きだったんですが、歳をとったせいかな?最近、ハッピーエンドを好むようになりました。
ナイフで刺されて大出血してたけど、何とか生き延びてくれないかな。駄目だよ、そこにいちゃ。イスの影に隠れないと、爆発に巻き込まれちゃうよ。
最後まで生き残ってくれることを期待してたんだけどな〜・・・
とにかく、ハラハラドキドキの緊迫感満載。
人同士の繋がり、裏切り、ウソ、自分勝手、あらゆる思惑が絡み合う人間ドラマ。
迫力満点な爆破シーンに凄惨な描写。
歪みきった真犯人の異常さ、狡猾さ。
限られた時間内に繰り広げられる攻防に、大満足の一本でした。
爆破テロで犠牲を出したことを悔やむ元警察官が、乗車している新幹線に...
爆破テロで犠牲を出したことを悔やむ元警察官が、乗車している新幹線に爆弾が仕掛けられたことを知るサスペンス。
台湾版「新幹線大爆破」。負の連鎖が積み上がったような救いのない話でした。映像は緊迫感があり、最後までハラハラしました。
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