プラダを着た悪魔のレビュー・感想・評価
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一流ファッション誌業界の華やかさの裏に自分の人生で何を1番大切にしたいかを考えさせられる映画
世界の誰もが憧れる一流ファッション誌のアシスタントポストについた主人公。
ハイブランドが多く登場し、ファッション業界のゴージャスな世界、そこで働く女性達を垣間見ることができる。
ファッションに興味のない主人公が必死に仕事と向き合い、もがいて成長していく。
主人公を演じるアン・ハサウェイの見た目の変わり方も見応えがある。
また、必死に働く人が一度はぶち当たるであろう
仕事(キャリア)、家族、プライベートの問題。
全てを手に入れることが出来るならそんな素晴らしいことはないのだろうが、人生そんなにうまくはいかないのかもしれない。
人からどう思われていようが、何かを犠牲にしようが、
自分がなりたい姿で、やりたいことに突き進むのか。
本当に大切だと思える人を大切にできる人になるのか。
主人公は最後にどんな選択肢を選ぶのか。
そして、自分の人生にとって何を1番大切にしたいかを考えさせられる。
この映画を観て
あなたは何を1番大切にして生きていきたいのか?
を、一度立ち止まり考えてみるきっかけにしてみてはどうだろうか。
オシャレ
オープニングテーマからオシャレ。
ファッションも当然ながらオシャレだし、音楽の入り方、場面切り替えもカッコイイ。メリル・ストリープが今観るとカリスマオーラが素敵。昔観たときは、このばあちゃん迫力あるなぁ、だったけど。
アン・ハサウェイ扮するアンディはダサい設定だけど初めから美人なので、、、そうですそうです。
あらゆるファッションを着こなしてテンポよく進む話は何度観ても楽しめる。明日も頑張ろう、と思える作品。
遠回りする事で自分の生き方を見つけた系
ブランドものを身に付け、ちゃんとお化粧し始めてからのアン・ハサウェイの可愛さったらない。
「ランウェイ」の社員はブランド服を借りられるのかな?
マンガみたいに派手な顔立ちなのに地味な服を着るとちゃんと野暮ったくも見える不思議。
仕事に関しては周囲にだけでなく己にも厳しいがゆえに夫婦仲を維持できず一瞬弱気な部分を見せた演技が超秀逸だったメリル・ストリープは言うまでもないが、真っ青なアイシャドウでコメディリリーフも担ったエミリー・ブラントも印象大でその後の大躍進の片鱗を見た感じがした。
今までに何人もがこの仕事を辞めていた。 ファッションにはまったく興味なかったアンドレア。 本来の目的である「文芸誌での仕事」への足がかりとして、 ミランダの悪魔のような要求に耐えて、成長していった。
動画配信で映画「プラダを着た悪魔」を見た。
2006年製作/110分/アメリカ
原題または英題:The Devil Wears Prada
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2006年11月18日
メリル・ストリープ57才
アン・ハサウェイ24才
エミリー・ブラント23才
スタンリー・トゥッチ
『プラダを着た悪魔』は、2003年の米国の小説。
主人公の姿が同世代の女性から支持を受け、ベストセラーとなった。
27か国語に翻訳されている。
劇中の雑誌「ランウェイ」は実際は「ヴォーグで、
小説の作者も編集長アシスタントをしていた経歴がある。
メリル・ストリープが演じた役はアナ・ウィンターがモデルとされている。
興行収入は1億2000万ドルを越えた。
ジャーナリストを目指すために田舎からニューヨークへとやってきたアンドレア
は、なぜか幸運にも世界中の何百万人の女性の憧れの、ファッション雑誌『ランウェイ』の
ファッション業界に絶大な影響力を誇る、ミランダの第二アシスタントとなった。
ミランダは自身の私生活や、
自分の身の回りの世話までもをアシスタントに押し付けるなどの
横暴を繰り返す最悪の上司だった。
今までに何人もがこの仕事を辞めていた。
ファッションにはまったく興味なかったアンドレア。
本来の目的である「文芸誌での仕事」への足がかりとして、
ミランダの悪魔のような要求に耐えて、成長していった。
そしてアンドレアは、
ファッションとアシスタントの仕事の面白さに目覚めていった。
エミリー・チャールトンのキャストがエミリー・ブラントだとは
なかなか気づけなかった。
終劇10分前にアンドレアがミランダの秘書の職を辞したのは、
個人的には理解(共感)できなかった。
単純にもったいないからだ。
ラストシーンで、アンドレアがミランダと再会した場面はとてもよかった。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
ファッションを楽しみたいなら
10年ぶりぐらいに観たけど楽しめた。
オープニングで女性陣が身支度して戦闘態勢に入っていくところがテンション上がる。
ブランドやファッションに詳しくなくても、主人公がどんどん華やかになっていくのはワクワクする。
でも結局は主人公は周りに恵まれて運が良かったねっていう感想だった。
普通はあんなふうにトータルコーディネートしてくれる仲間と、ちょいちょい助けてくれるイケメンはおらん。
メリル・ストリープのバリキャリは格好いい!
ファッション界とか芸能界とか
今でもこういうパワハラとか長時間勤務とかいーっぱいありそう。アンディは大丈夫だったけど行きつく先はメンタルやられて廃人かワーカーホリックかの二択な気がする。ミランダはいつ自分自身と向き合うんだろう。先延ばしにしたい気持ちはわかる。
服ってすごい!
アン・ハサウェイが主人公で序盤に服装がダサいダサいと言われるわけだけども、
最初自分は主人公が可愛すぎて何着ても映えるせいかそんなことないと思っていたけど途中の覚醒シーン?で凄く美しくなっていて自然に笑みがこぼれてしまった。
この映画は面白い!だけではなく服に無頓着な人でも興味を持ち始めるような、
そのような影響力のある映画だと思った。
ただ、おしゃれを“美”とただただ肯定するような映画ではなく、
色々な生き方があると気づかせてくれることも、それを含めてこの映画の醍醐味だと言えるだろう。👍
とにかく洋服が美しくて、ブランドにはほとんど興味がない私でも観るだ...
とにかく洋服が美しくて、ブランドにはほとんど興味がない私でも観るだけで楽しい。
メリル・ストリープの嫌味な役がドハマリしていてもれなく楽しい。
アン・ハサウェイの役は彼女じゃなくてもいいかも。
だってどんな格好をしてもイモくならないんだもの。
主人公の成長が描かれている映画です。
思いはあるが周囲に関心がなく、ただ努力するだけの主人公が、様々な人との出会い、経験をする中で、成長していくストーリーです。
後半部分で、「え?」と感じる場面もありますが、細かい部分は抜きにして、映画としてはハッピーエンドです。
浅い
一応、軽く楽しく見られる作品ではある。
しかし主役二人以外の人物描写が浅い。無職だった主人公が超ブラックな職場で頑張っているのに、「お前は変わってしまった」と全く無理解な態度を示す彼氏や友人たちに苛立ちを覚える。
またメリル・ストリープ演じる鬼上司は、その理不尽な仕事っぷりにあまり哲学を感じられず、しまいには「私の子どものために、まだ発売してないハリーポッターの新刊を持って来い」などという完全に嫌がらせのような指示を与えたりする。
そして主人公もなんだかんだ言いつつそんな職場にたった半年程度で順応して、上司から一目置かれるほどの存在になってしまう。なのに最後は仕事漬けだった自分に目覚めて、上司からの携帯電話を噴水にポイッと捨ててしまう。いや、確かにスカッとはするけど、冷静に考えたら社会人として相当無責任な話。
……といった細かいこと考えずにアン・ハサウェイの表情豊かなかわいさを見てるだけなら面白いと思う。ファッション業界の裏側を描いた作品などではないのでくれぐれも注意。
ヒューマンドラマの要素も見逃せない
<映画のことば>
いつもは、もっと違うタイプの子を雇うの。
オシャレで、細身の子。
うちの雑誌の崇拝者たち。
でも、失望させられることがあるわ。
だから、あなたの素晴らしい履歴書と、立派なスピーチを聴いて「この子は違う」と思ったのよ。
自分に言ったのよ。「リスクを承知で雇うんだ。利口な太った子を。」と。
期待したのよ。
望みを託したのに、失望させられたわ。
他のどんなバガな子たちよりも。
以上よ。
鬼編集長の「鬼」ぶりは、流行の変化か激しいファッション業界をリードする立場にあって、片時も気を抜くことができない…その重圧から来ていたのではないでしょうか。
夫との離婚問題を心中に抱えながらも(しかも、二度目の離婚?)。
反面、その一見するとパワハラぶりは、アンディに対する期待でもあったのだろうと思います。
無茶であることは内心では百も承知、二百も合点の上ではあっても、自分の要求に応えてもらえなかったことに満足はしていないミランダのセリフとして出てくる上記の映画のことばは、たぶん、おそらく…というか、ほぼ確実に、アンディに奮起を促す「励まし」のことばだったのだと、評論子は受け取りました。
言い回しとしては辛辣でも、ミランダの本心としては。正(まさ)しく、あたかも、ライオンがわが子を千尋(せんじん)の谷底に突き落としその練獄から這い上がって来ることを期待すると言われるように。
(そのことは、アンディが、彼女の希望だったマスコミ業界=新聞社への転職について、ミランダが元ボスとして、好評価の推薦状を書いていたということからも明らかだったと思います。)
そういう点からいえば、本作も(ファッション業界の)「人と人との関係を描いた一本」ということでは、それなりのヒューマンドラマとして位置づけても、まるきりの的外れということではなかったかと思います。
そういう要素も加味すると、なかなかの佳作ではあったと思います。
評論子は。
(追記)
ミランダのきれいな銀髪と、艶(つや)やかなアンディの黒髪-。
それは二人の女性の年代の差を、はっきりと象徴していたのではないでしょうか。
専門雑誌の編集を通じ、いかにファッション業界を切り開き、牽引してきたとはいえ、ミランダはすでに「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」ということが、そうは遠くない世代。
引き換えて、もちろんアンディは、これからの世代。
その二人の女性の決定的な違いを象徴していたのが、二人の髪の毛の色ではなかったでしょうか。
そう思いました。評論子は。
(追記)
それにしても…。
ブランドものの洋服って、やっぱり洗練された艶(あで)やかさとでも形容すべきなのか、独特の「見栄え」は、するものなのですね。
いつも「着たきり雀」のファッションで過ごしている評論子には、とんと無縁の世界ですけれども。
一流ファッションのブランドを題名に冠した作品だけあって、ブランドもののファッションが、惜しげもなく登場するようです(前記のとおり、その方面にはまったく疎(うと)い評論子には、すでに、その程度の認識。)
女性は、身につける服装でもテンションが上がったりするのでしょうか。
華のないことを言ってしまえば、もちろんメーカーからの貸与品なのでしようけれども。製作側にも「予算」という限りがあることでしょうから。
しかし、ブランドものの洋服が惜しげもなく登場するという点ては、ブランド好きの向きには、垂涎(すいぜん)の一本だったこととも思います。
(追記)
にしても…。
さすがは女優さんですねぇ。
ブランドものの洋服を颯爽と着こなしている様子は。
アン・ハサウェイにしても、メリル・ストリープにしても。
「目の保養」というのは、こういうことを指して言うのかも知れません。
(追記)
迫力がありましたねぇ、メリル・ストリープの「鬼編集長」。
いやはや、すでに堂に入っている彼女の演技には、いまさらですけれども。
その存在感には、終始、圧倒されます。
そして、アンディ自身の希望もあり、必ずしも「同じくファッション業界で」ということではなかったのですけれども、「自分の決断」でわが道を選びとっていったアンディの成長を喜んだのは、他でもない、ミランダその人であったことは、疑う余地もありません。
何を隠そう、別作品『クレイマー、クレイマー』のジョアンナで見かけてから、すっかり恋をしてしまい、自他ともに許すメリル・ストリープの「追いかけ」である評論子としても、老獪(ろうかい)な年配編集長という役回りの彼女には、また彼女の新たな一面を感じたようにも思います。
もっともっと、見てみたいものです。他の彼女の出演作品も。
(追記)
ともすると、日本でいう就職は、文字通りに「職に就く」ということではなく、希望する会社に入社すること(就社)であるとも言われますけれども。
しかし、本作では、ジョブ型雇用と転職によるステップアップというアメリカでの就労形態が明確に描かれ、彼我の雇用形態を比較するにも、良い作品で、その意味では「cinema de 労働契約法」ということでは、優れた一本でもあったと思います。
<映画のことば>
君が働く雑誌は、世界中の偉人を掲載した。
彼らが創造したものは、美術品よりも偉大だ。日々、身に纏(まと)うから。
これは、ただの雑誌ではない。
輝かしい希望の光だ。
多くの伝説的な人物が歩いた建物にも、君は無関心。ここで働けるなら、多くの者は、命も捧げる。
甘ったれるな。
プラダを着た悪魔
名作として名前だけは知ってた。18年後の今でも色褪せていなかった。起承転結がしっかりしており、転が少し複雑で、観終わったあと解説サイトなどで多少補完。それプラス小ネタなど仕入れてまた観たくなるような出来でした。キャストもキャラ立ちしていて◎
似たもの同士
ストーリーにチープさがなくていい。
クルエラとテーマは似ているけど話の展開が大分違う。
上司が人格者ですごくいい。人を殺さないところがベスト。プラダを纏う悪魔かと思ったけど悪魔の皮を被ってる、が正解。登場人物が全員いいキャラしている。
恋や友情より仕事を取りますエンドかと思ったら全然違った。ミランダが選んでいた可能性がある未来をアンディは選んだのだと解釈。
好みのストーリー展開や映像、アン・ハサウェイとメリル・ストリープに敬意を込めて星5で。
仕事に対する情熱、誇り、姿勢を学ぶことができる素敵な映画
上司との人間関係や仕事の苦悩などの葛藤もありながらも挑戦を繰り返し、
恋愛もファッションも人間関係も全てにおいてストーリーの中で磨かれ、
綺麗で華やかで美しいな女性に成長していく主人公がカッコいい!
特に仕事に真摯に打ち込む姿勢がとても素敵だと感じました。
いざという時に私はどのような選択を取るべきなのか。
私にとって本当に大事なものは何か。
どのような人生を求めているのか。
私自身も考えさせられる映画でした。
成り上がっていく過程でチャンスを掴み取ることや
成功する基準に食らいつくことは必要不可欠だと考えているため
自分を投影しながら映画を見ると、最後のシーンには少し違和感を感じましたが、、、。
総じてとても素敵な映画だと思います。
是非、多くの方に見ていただきたいです。
何度観ても素敵です
公開当時に劇場で観てDVDも何度も借りて、そして今回、Netflixで配信されていると知り久しぶりに鑑賞しました。
アン・ハサウェイがめちゃくちゃ可愛い!
この作品でアン・ハサウェイ推しになりました。
一番好きなシーンは、ナイジェルに
「甘えるな」
と一喝されて、覚醒めるところ。
自分の至らぬところを指摘してくれる人が身近にいる事は本当に有難い。
努力に努力を重ねて掴みかけたものをぽっと出の女の子に奪われてしまった先輩アシスタント·エミリーの気持ちはよく分かる!
そりゃ嫌味のひとつでも言いたくなるよ。
目が楽しかったので
ここで衣装変わるぞ!?変わったーwみたいな楽しみ方をしてしまった。冴えない女→イケイケ女に変身した時は感動した。主人公最強系、良い あとしごでき。
浮気したのになんかちゃっかり許されてるのは気になったけどまぁワンナイトを許す許さないなんてそのカップル間の話であってこっちが決めることじゃないしいいかと頭を空っぽにしてみました。深いストーリーというよりは浅いけどその浅さが良かった。ただただ綺麗。
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