プラダを着た悪魔のレビュー・感想・評価
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何をかかえて生きてるか=働いてるか
アンハサウェイは可愛い。それはそう。とくにこの作品はめちゃ可愛い。
でもこの作品はもっと苦しいはず。
まず、好きこそモノの上手なれ。その仕事を面白がれるかどうか。これが仕事がハマる瞬間だよね。ファッションに興味がなかった彼女がブランド品を身につけた瞬間に仕事を楽しそうにこなせる様になっていった。
だからどこ行っても仕事ができる人って言うのは、何に対しても面白さは見出せる=好きになれる人のことを言うんだろうな〜。逆に言えば好きじゃないとやっぱきついよな。
んなことよりも、働くことは何かを犠牲にすることなのか。今ではワークライフバランスとか叫ばれているけれど、仕事にのめり込むためにはプライベートを犠牲にしなきゃいけないのか。仕事とプライベートの充実は反比例なのか。それははたまた一昔前の話なのか。この作品の中だけなのか。
アンハサウェイだけじゃない、ミランダも家庭を持って、子供もいるけれど、きっとその多忙さ故に幾度となく離婚をしている。自分が求めるモノのためには何かを犠牲にしなくてはいけないんだとしたら、それは結構残酷なこと。パートナーとの時間、子供との時間、自分の価値観。。。それに耐えられず、多くの人は止まってしまう。その先の自分の未来を信じて色んなものを捨てても進める人(彼女ら)こそが、自分のさきを描けている人なんだろうな。そして強くて、かっこいい人。
オープニングの曲がとても好き。
アンハサウェイ、マイインターンもそうだけど、働く姿がよく似合うね。
主人公強い系好き〜〜
鑑賞者の仕事のキャリアと視点によって変わる、この映画の評価。
厳しい業界で戦う事は生きるか死ぬかに等しい。
甘さの目立つ新人アンドレア以外は戦っている。
ただしそこは優しく見やすいコメディ映画にと…
設定や台詞や動きは、ゆるく作っている。
レベルの差から上司は魔に見えるが
他者から見たら仕事の出来ない新人で
特殊な業種だから尚更 毎日が多忙だ。
編集長は新人アンドレアを認めている。
ラスト近くでアンドレアが選択した未来は
どちらも明るく、才能はあった事になる。
同時に編集長も正しい事になる。
アン・ハサウエイはキュートだが
やはり中心はメリル・ストリープで
その全てが映画を引き締めている。
物語の深みのなさには難点を感じるが
コメディとしてなら良い映画だと思う。
なぜなら何度も観てしまうから。
※
自分の人生を示し託したのだと思う
99%の凡作、1%の佳作
まず主人公のポテンシャルが高すぎるのが面白くない。どんな服を着ていたって髪の毛がボサボサだってハサウェイは美人だ。すげー良い大学出て元々頭がいいじゃん。
苦労しながらそこそこトントン拍子に成功していくように見えてあまり「がんばれー」とも思わなければ「やったね」とも思わなかった。主人公の周りに現れるいろんな登場人物のエピソードがうまく挟まれていてその点が脚本技術的に高いと思った。そしてそういうのがあったからこそ、この終わり方が上手くハマったんだと思う。大冒険をしてきた・・・・という感じがじんわり出ていたのはそのお陰だ。この映画が成功したのは何といってもその終わり方にあったと思う。映画ファンはこういうのが好きなんだよね。そしてもちろん私もね。
3.5点つけてもいいかなと思ったけどみんなの点数が高すぎると思ったので私は3.0にした。
ファッションも楽しい映画
素敵なファッションに目を奪われる〜
仕事とプライベートを両立させることの難しさにフォーカスした現代の課題を描写した映画です。
ファッションブランドの一流雑誌の会社でチャレンジする人たちを描いています。
目標達成のための基準を学べると共に、現代の競争社会における課題を感じる映画です。
成果をつくるために、上司の理不尽な要求に屈することなく、乗り越えていく主人公に、思わず自分自身を投影したくなる方も、多いのではないでしょうか?
仕事の世界で成り上がる基準に触れることができると同時に、
・一生懸命に頑張ることは大事ではない
・成果を作ることが大事
・個人の利益ではなく、組織全体の利益が優先される
という、世の中の真実を描写しています。
個人的な意見ですが、いち男性として、いち経営者として、ラストの主人公(アン・ハサウェイ)の取った行動には、納得がいきません。
でも、とても素敵な映画です。
2人ともカッコいい
軽妙洒脱
仕事に、夢に、恋愛に奮闘する女性のお話。 ファッションでどんどん変...
❝確かにそうだな、この超巨大産業の本質は「内なる美」だ❞
本作はジャーナリスト志望の才女が興味のないファッション誌業界の重鎮にもまれていく中で成長するサクセスストーリー。
物語冒頭地下鉄にのって進むような人生は
体も言葉も「「皮肉が薄い」プライドの高い連中が働く職場で揉まれ、助けられながら、
ついにはパリ7区を運転手付きで移動できるまでに「出世」していく。
彼女のもともと持っていた親友・恋人・内なる信念と引き換えに・・・・
さて、本作の特に印象に残ったシーンは
主人公が働くこととなる職場のスタイリストである
スタンリー・トゥッチ演じるナイジェルの主人公に対して放つセリフ
❝確かにそうだな、この超巨大産業の本質は「内なる美」だ❞
一件外面だけを着飾って見えるファッション業界
しかし、その源泉である美しくありたいという意識がこの産業を今なお支えてきたことを
象徴する金言だ。
そんな「内なる美」を獲得したアンディは
人々のニーズの先を見据え、決断してきた「悪魔」ミランダの心を解凍し、
そして自らの信念のもとまた新たな道を歩み始める。
自分が歳を重ねて見方が変わった
初めて見たのは多分小学生。大人も見る英語の映画が見たくて見に行ったような。かっこよくてキラキラしてて、主役の子がかわいくて、ときめいた。
それから、テレビで放送された時やDVDで数年に一度見るようになったが、自分が観るタイミングで登場人物への感情が変わっていて、少しは大人になったのかもと映画を通して感じられた。10年以上定期的に見られる作品に出会えてよかったと思っている。
10代の頃は、アンディ結局最初からずっとかわいいじゃん!ミランダもエミリーもめちゃくちゃかっこいいけど意地悪だな〜、仕事を頑張りすぎ彼氏や友達を蔑ろにしないで自分のことも周りのことも大事にするぞ〜!みたいな感想だったかな、、、忘れかけてることが悲しい。
20代になると、あれアンディ確かにちょっとダサいかも、と気がつく。そりゃアンハサウェイだからかわいいけど、髪はぼさぼさ、ほぼすっぴん、ダボッとした服は、なんできた?と聞きたくなるな。
働きはじめてしばらくして後輩がでると、自分でもびっくりしたが、ミランダやエミリーの気持ちに共感する様になっていた。態度や言動から仕事にリスペクトが感じられなくて、それが既に働いている人たちを馬鹿にすることだと分かってくれない人、いなくていいよと思いますもんそりゃ笑 郷に入れば郷に一旦従おうよ、と思ってしまうタイプなので、アンディがナイジェルに愚痴をこぼすシーンでもナイジェルさすが!と思ったし。反面理解できなくなったのは、アンディが仕事で成功していくとともに離れていくネイト。いや応援しなよ、変わっていくアンディを受け入れてよ!と思ってしまって、、最後ネイトの元に戻ったアンディの気持ちが逆に分からなくなっていた。
思い出したので備忘録的に。
ライフ・ワーク・バランス
主人公のアンドレラは、仕事において成長していく一方、プライベートでは上手く行かないことも。
本作からは、何のために仕事をしているのかを見失ってはいけないということを考えさせられた。
出世や評価をされるには、上司のために働くことが一番だが、原点に帰り、人のためはもちろん、それが自分にとっての幸せかということを大切にしよう。
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