「アン・ハサウェイ売り出し映画」プラダを着た悪魔 parsifalさんの映画レビュー(感想・評価)
アン・ハサウェイ売り出し映画
レビュー評価が高いので初めて視聴。確かにアン・ハサウェイの高級ファッションの着こなしが素敵で、女性の憧れを体現するような映画かと。ミランダの第二秘書に収まるも、不可能に見える雑用を如何に可能にするかが仕事。自分のファッションセンスは、ナイジェルにお任せのよう。数カ月でファッションのセンスや知識を吸収できるはずもなく、それでミランダに気に入られるってどうなのよ?エミリーが怒るのも無理もない。お仕事物にしても、底が浅い。華やかな社交界に足を踏み入れ、ちやほやされて、素敵な男性から口説かれて一晩共にして、でもなんか違う。女性の夢を映画にしたのだろうけれど、賢い女性であれば、選択はしないのでは。
仕事のため家族を犠牲にして、自分の仕事にプライドを持っているミランダ。その姿を見てランウェイをやめるアンドレア。しかし、本当に第一線級の仕事をしようとすれば、どの業界でも同じ。次の出版社に行っても、ミランダと同じような問題で悩むかもしれない。
郷に入っては郷に従え。この映画から学べることは、そういうことか。もともとポテンシャルが高いアンドレアだったから務まった。でも、本当に好きな仕事ではなかったから離れた。それだけのこと。
鑑賞後、残っているのはアン・ハサウェイの大きな目、ボディコン姿だ。
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