劇場公開日 2006年11月18日

「仕事とプライベートを両立させることの難しさにフォーカスした現代の課題を描写した映画です。」プラダを着た悪魔 向山雄治さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0仕事とプライベートを両立させることの難しさにフォーカスした現代の課題を描写した映画です。

2022年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ファッションブランドの一流雑誌の会社でチャレンジする人たちを描いています。

目標達成のための基準を学べると共に、現代の競争社会における課題を感じる映画です。

成果をつくるために、上司の理不尽な要求に屈することなく、乗り越えていく主人公に、思わず自分自身を投影したくなる方も、多いのではないでしょうか?

仕事の世界で成り上がる基準に触れることができると同時に、
・一生懸命に頑張ることは大事ではない
・成果を作ることが大事
・個人の利益ではなく、組織全体の利益が優先される
という、世の中の真実を描写しています。

個人的な意見ですが、いち男性として、いち経営者として、ラストの主人公(アン・ハサウェイ)の取った行動には、納得がいきません。

でも、とても素敵な映画です。

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向山雄治