「不遇の芸術家はジョニー・デップのアルターエゴ」モディリアーニ! regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
不遇の芸術家はジョニー・デップのアルターエゴ
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才能はあるも不遇な生涯を送った芸術家アメデオ・モディリアーニを主役にした映画は数本作られており、いずれも内縁の妻ジャンヌとのロマンスが主軸となっているが、ジョニー・デップ監督による本作は肺結核を患い、薬物やアルコール依存に苦しむも、新たなキャリアを築こうとする彼の激動の72時間に焦点を当てる。
仲間や恋人の制止を振り切り、新たな創造を模索しに新天地パリに行こうとするモディ。その姿は『ブレイブ』で監督デビューした際に「俳優が監督をやるなんて」と揶揄されたデップと重なる。ハリウッドのトップスターとなるも、ドラッグ騒動やDV離婚訴訟でキャリアを低迷させたデップ。それでも彼は自身をクリエイト(創造)する(ただ本作とは関係ないが、東京コミコンでのルーズな行動ぶりはどうかと思うが)。レストランでユダヤ人蔑視をしてきた富豪をおちょり千鳥足で暴れ、周囲を煙に巻くモディの姿はジャック・スパロウまんまなのも面白い。
お話としての出来は可もなく不可もなくといったところだが、デップのアルターエゴ(分身)映画として見ると楽しめるかも。
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