異形異類の面掛行列

劇場公開日:2025年12月6日

異形異類の面掛行列

解説・あらすじ

激動の昭和を見つめ日本人の意識構造の深部を独自の手法で描き続けた映画作家・野田真吉が、鎌倉の奇祭「面掛行列」を実験的な構成で記録したドキュメンタリー。

鎌倉・坂ノ下の御霊神社で行われる祭礼「面掛行列」では、奈良時代から伝わる伎楽の面や田楽の面をつけた10人衆が軽快なお囃子に合わせて御霊神社から極楽寺の坂までを練り歩き、豊作と豊漁を祈願する。1972年に神奈川ニュース映画協会の依頼で面掛行列を撮影した野田監督は、そのフィルムをもとにした私家版として1988年に本作を完成させた。前半では面をつけた人々が練り歩く姿をダイナミックにとらえ、後半では博物館の展示のように面を紹介するという、動と静を対比させた構成で描き出す。

特集上映企画「野田真吉特集 ゆきははなである」(2025年12月6日~、ポレポレ東中野ほか全国順次開催)上映作品。

1988年製作/18分/日本
配給:ノーム
劇場公開日:2025年12月6日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
野田真吉
構成
野田真吉
製作
野田真吉
撮影
田中茂
高坂政孝
録音
井上洋右
大塚正之
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