ディパーテッドのレビュー・感想・評価
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元祖は知らない
でも楽しめた。
血なまぐさいシーンが多かった、けれども。
マットにレオだから、観ない選択肢はないね。
2人がいつ対面するのか?!対面シーンが待ち遠しかった。
ネズミ探しの作品だったけど、大きなネズミはどこにでも、何人でもいそう。
そんな世の中である。残念ながら。
飲みやすい毒
リメイク版なので見方が難しい作品かと思います。オリジナルを知らない方が楽しめるかもしれません。オリジナルと比べて酷評する方もいますが、オリジナルと同じベクトルの感動をこの映画にも求めるのはナンセンスかとも思います。
他のスコセッシ作品に比べてどうかと言う点で言えば、少し毒が抜けて見やすいかなとも思いますが、そこもリメイクという解毒薬があるからかもしれません。
ストーリーでいえば、二人のスパイという、上手い設定に頼った一辺倒な作品ですが、設定の妙、どちらかに視聴者が肩入れしてしまう心理で長い上演時間でも気になりませんでした。
緊張感を出すのはやはり独特で上手いですし、ポルノ映画館から追い詰めるシーンは、鳥肌が立ちました。一番好きなシーンかもしれません。
ヒロインが二人の精神的な繋ぎ役として、二人の主人公の人間味を引き立てるうまい役割になっていますね。
誰も勝者になれないラストということですが、私はやりすぎかなとも思います。ここは好みでしょう。
豪華さも、楽しめる作品ですね。
意見は分かれるかと思いますが、私は好きです。
詰め込み感はあるが楽しめる
WOWOWにて視聴。
「インファナル・アフェア」のリメイク版で、アカデミー賞受賞という作品。オリジナルの「インファナル・アフェア」は未視聴ながら、日本でも西島秀俊さんと香川照之さんでリメイクされた「ダブル・フェイス」は視聴済み。
ストーリーを知っていながらも、役者さんの演技や演出の違いなど観るべきところは多く、楽しめる部分も多数。
ジャック・ニコルソンの存在感や、逆に存在について悩み苦しむ2人の潜入者には緊迫感と焦燥感など、人々の感情が巧みにかつ次第に交錯していき、物語のスリリングさに引き込まれていく。
オリジナルだと3作、日本版でも2作ある分量を一つの作品にまとめているため、年月の重みや徐々に存在が希薄になっていく焦りなどは若干物足りなく感じた。
また、FBIの存在などストーリーとして気になる部分が残ってしまい、少し消化不良気味。
とはいえ、各役者さんは素晴らしい演技をされており、サスペンスとして成り立ち、魅せているのはさすが。
たまに観返したいと思います。
なぜ観てなかった私!
香港オリジナルは見てないけど、日本リメイクは見たし。
150分って尺が長いなあ、と思ってずっと棚上げしてました。
スコセッシ監督が撮るとこうなるのか。
◎よかった点◎
・警察のネズミ、マフィアのネズミ。その正体がいつ・どうバレるのか。
出てくる切り札をどう使うか?など、ハラハラ感万歳。
終盤「ああ。そういえば」という、振り返って「!」な箇所も興味深し。
・二人の共通する女性の役割が、一歩間違うとドロドロしそうなのが。
いい感じで役割=仕事をしていてすっきり。
・クライマックスの場面。「そういうことだな」と予測した内容と全然違ったのにびっくり。
いやー、そうもってくるかこの結末。ヤーメーテー(意外性に富んでた)。
△いまいちな点△
・香港版を見ている方では意見が結構分かれている様子。
どっちを先に見るかは、運次第。
・ラストの『!!」も、びっくりしすぎて言葉も出ない。
時間のある時に見ても、損はしません。ただPG15の血飛沫いっぱいだけ注意。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「信用できる奴なんて、いるか?」
普通の映画。
スコセッシ映画としてはイマイチ。
キャスティングも主要キャストは良かったが肝心のヒロインがイマイチ。
緊迫感も悲壮感も主人公への想い入れもイマイチ無かった。
結局インファナル・アフェアと比べてしまうせいか、ほんとイマイチ。
良くこれでアカデミー賞とったと思う。スコセッシ映画ならもっと良いのがあると思うけど…。
良かった探しをするとディカプリオがシュッとしてかっこ良かったのと、本家のインファナル・アフェアがやっぱり凄いと再認識できた事かな。
二匹のネズミ
犯罪組織に潜入したネズミ、ディカプリオと警察に潜入したマット・デイモンが対比で描かれている本作。監督はマフィア映画御用達のマーティン・スコセッシで、彼の得意な音楽を使った演出が今作でも光っており興奮させられた。脚本も出来が良くハラハラドキドキの展開が見れる。しかし、本作はリメイクということもあるので評価には値しないだろう。俳優陣も豪華で演技も良い。総評としてはスコセッシが受賞した唯一のアカデミー作品賞だが、本作も面白いがスコセッシ映画の中での存在感はイマイチな印象だった。
いつバレてしまうかハラハラ!
キャストが決まった頃からずっと楽しみにしていました! とても面白かったです! この映画がきっかけでヴェラ・ファーミガのファンになりました(笑)
24時間続くパニック発作的な
レオナルド・ディカプリオが自身の役を、「24時間続くパニック発作」と称した通り、映画全体が常に騙し・騙され合いの緊張感と疑念に満ちている。
シナリオに無駄がないので最後まで目が離せないし、各キャラクターに個性がありすぎて(役者もだけど…!)総じて面白い。
と、思ったらアカデミー賞受賞作品だったんですね…、納得。
ネズミは誰だ?
こんにちは、LEOです。
本日「ディパーテッド」観ました。
最初なんの考えもなく映画を漁っていたらデカプリオ出演の映画で面白そうなのを見つけたので、観てみました。
まず一言、「デカプリオ、カッコいい!!、マジでこの作品最高」
いや本当にこの作品は視点が2点ありまず飽きが来ない。そして正義なのに悪、悪なのに正義という矛盾で展開していくため、ストーリーも最高でした。
お時間がある方は本当にみて欲しい作品です。
不良の聖書
また観ちゃった。初めて観たときは、あまりにも突然に人がぶっ殺され、血がブシュブシュ飛び散るので、心底ビビったもんですが、最近は全然平気になった。なんかやばい耐性ができている気がする・・・。
ストーリーはインファナル・アフェアとほぼ同じですが、監督が違うと映画のテイストも全く違ってくるものです。
下品なギャグがガンガン入ってきたり、狂犬のような男が登場したり(本作のマーク・ウォールバーグは、脇役のくせに存在感がとてつもない笑)が登場したり、この辺もスコセッシテイスト。
映画に使われている曲がカッコイイのもお約束。
改めて観ると、とてつもなくドライな映画だ。湿っぽい面倒臭いことは一切なし。女ヤッて、暴力振るって、酒飲んで、ヤクをキメるのが男なんだよ!みたいな・・・まるで不良のための聖書。
スコセッシが、不良に対する憧れ、そして、コンプレックスを持っていることがよく分かる。
スコセッシは、少年時代、チビで身体が弱く、意思も弱く(神父の道を挫折したり)、にも関わらずヤクザだらけの街で育ち、ビビりながら少年期を過ごしたという背景がある。
かっこよすぎる
ジャック・ニコルソン、ディカプリオ、マット・デイモンと好物が並んだ上にマーティン・スコセッシ。
ブギーナイツのマーク・ウォルバーグも好きだし、豪華すぎる...
脚本もカット割りも最高。
ブラッド・ピット製作では、ムーンライトに続き、ヤられました。
映画って最高。
前半のめり込み、後半...
カットの早い語り口で、
とても引き込まれる前半。
それぞれのネズミ同士の、
出し抜き合いは面白い。
しかし、後半失速。
出し抜き以降の物語に変化がなく、
ラストまで続くため、
集中力が削がれる。
もっと尺が短ければよいのに...
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